津軽百首

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津軽百首(出稼ぎに行く父)

出稼ぎサ 行ぐ父見送る 童コは 寂しぐねんだと 涙コ堪えでかせぎさ いぐちちみおくる わらしこは さみしぐねんだと なみだここらえ秋の収穫が終わると父が出稼ぎに行く時期になります。幼心に、泣いてはいけないと涙を堪えて見送っていました。賑やか...
津軽百首

津軽百首(弘前ねぷたの夜に)

夏盛り ねぷた囃子が 響く夜 武者絵に潜む 鬨の声さえなつさかり ねぷたはやしが ひびくよる むしゃえにひそむ ときのこえさえ津軽の短く暑い夜空に、ねぷた囃子が鳴り響いている。市内を練り歩くねぷたの武者絵からは、鬨の声さえ聞こえるように思え...
津軽百首

津軽百首(晴れた冬の夜)

雪積もり 星渡る夜は 藍をとき 津軽の里は 青に染まるるゆきつもり ほしわたるよは あいをとき つがるのさとは あおにそまるる雪が止んで星がよく見える夜は、空の藍色をとかしたかのように、津軽の里が青に染まる。雪に閉ざされた津軽の冬。とはいえ...
津軽百首

津軽百首(りんごが実る頃)

悠々と 腰曲がりたる 老木の 枝に実りし 津軽の林檎ゆうゆうと こしまがりたる ろうぼくの えだにみのりし つがるのりんごどっしりとした老木が居並ぶ津軽のリンゴ畑。秋になり、その古いリンゴの木には、たわわにりんごが実っている。青森と言えばり...
津軽百首

津軽の冬(安田蝸牛さんからいただいて)

しゅんしゅんと 薬缶息まく 奥津軽 しんしん積もる 雪の声聞くしゅんしゅんと やかんいきまく おくつがる しんしんつもる ゆきのこえきく奥津軽の冬は厳しい。暖かい部屋の中ではしゅんしゅんと薬缶の蒸気、凍てつく外ではしんしんと雪がふりつもって...
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