夜明け前

しらじらと 夜が明け街が 動き出す 闇はいつしか 陰へと変わる

しらじらと よがあけまちが うごきだす やみはいつしか かげへとかわる

白々と夜が明け、街が騒がしく動き始める。
空一面を覆っていた闇も、ひっそりと陰へと姿を変えていく。

夜が明ける瞬間というのは、何度見ても神秘的である。

スポンサーリンク

あれだけの闇で覆われていたのに、夜明けとともに光の下にさらされるのだ。

ひっそりと眠っていた街が目覚め、ざわざわと動き出す。
様々な雑音を吸い込んでいた闇は、いつのまにか陰へと姿を変えていく。

そしてまた、夜を待っているのだ。


スポンサーリンク

あなたに寄り添う心の短歌は、日常のふとした瞬間を短歌でつづっています。

人の心、季節の移り変わり、花の色、風の音。それは気にしなければ気にならずに済むくらいの小さな出来事。

その小さな出来事を忘れないように、思い出せるように、短歌を作ります。あなたの心の琴線に触れる歌があれば幸いです。

ブログランキングに参加してます。よろしければクリックお願いいたします。

にほんブログ村 ポエムブログ 短歌へ
スポンサーリンク