葉の涙

雨上がり 研磨せずとも 輝ける 珠となるのは 葉の涙なり

あめあがり けんませずとも かがやける たまとなるのは はのなみだなり

雨上がりの葉に残った雨粒は、磨かなくともまるで珠のように美しい。

雨上がり。
ゆっくりと空が晴れて、日の光が差し込んでくる。

きらきらと反射するのは、葉に残った雨粒たち。
雨として落ちてしまうことなく、葉にとどまったことで珠のように輝いている。

ぽたぽたと滴る雨粒は、まるで葉が流す涙のよう。

ついさっきまで雨が降っていたのだと。
今の空は晴れていても、私はあの空から来たのだと。

晴れの日も雨の日も、同じ空なのだと。

そう、私たちに伝えている。

 

この短歌を詠んだ人
ふじこ

こんにちは、あなたに寄り添う心の短歌のふじこです。
2017年から短歌を詠み始め、気が付けばもう500首以上になりました。日々の風景、育児、心、そして、生まれ育った津軽を主に詠んでいます。今は遠きふるさと津軽を思い「津軽百首」を制作中。

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