大雨の日

ざあざあと 音を響かせ 降る雨よ 寂しかろうか 悲しかろうか

ざあざあと おとをひびかせ ふるあめよ さみしかろうか かなしかろうか

ざあざあと音を立てて降る雨は、さみしいから降るのだろうか、悲しいから降るのだろうか。

ざあざあと、
音を立てて降り続ける雨。

鉛色の空は、
どこまでも果てしなく、
昼なのに夜のような暗さ。

まるで、
何かを嘆いているかのように。

ああ、雨よ。

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さみしいから泣いているのだろうか。
かなしいから泣いているのだろうか。

雲が心ならば、
雨は涙なのだろう。

ざあざあと、
ざあざあと。

空の涙は、
未だ止む気配はない。


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あなたに寄り添う心の短歌は、日常のふとした瞬間を短歌でつづっています。

人の心、季節の移り変わり、花の色、風の音。それは気にしなければ気にならずに済むくらいの小さな出来事。

その小さな出来事を忘れないように、思い出せるように、短歌を作ります。あなたの心の琴線に触れる歌があれば幸いです。

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