心をば 有象無象に 覆われぬ 余白を持ちて 日々を過ごせよ
こころをば うぞうむぞうに おおわれぬ よはくをもちて ひびをすごせよ
さまざまな情報にあふれている現在は、あえて心に余白を持つようにして過ごすべきである。
![](https://tankaw.com/wp-content/uploads/2021/11/shimarisu_C101553_TP_V4.jpg)
昔と違い、
色々な情報にあふれる現在。
あまりにも、
あまりにも広がりすぎる世界は、
時として現実を忘れさせる。
それはまるで、
昔の桃源郷にように。
現実に身を置き、
現実に向き合う人にだけ、
道は標されるもの。
そのためには、
心に余白が必要。
まずは、
自分の手の届く範囲で、
自分の意識の範囲を知ること。
そして、
それ以上のものは、
余裕がある時に詰め込むべきもの。
刻々と変わり続ける世界は、
変化を許容できなければ流されるのみ。
…あれこれと書きましたが、
まとめると、
心の余裕がないと人は荒むということ。
豊富な知識も、
刺激的な体験も、
もちろん魅力的なことですが。
スポンサーリンク
それ以上に、
心の余裕を持つことが大事。
心の余裕があれば、
いざというときに冷静に対処ができる。
望む望まないにしろ、
人生にイベントはつきもの。
常に走り続けることは、
余裕をなくすこと。
時に頑張り、
時に休む。
緩急ありて、
人の道は成り立つ。
満員電車も、
行列や渋滞も、
小さなミスやトラブルも。
心の余白があれば、
そこまでイライラすることはない。
心の余白があるかを問いながら、
有象無象なものに心を覆われないように。
たまには、
時間の無駄と思わずに、
何もしないという贅沢な時間を過ごしてみましょう。