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暮れの白雪

冴え返る こほりし月の 雫かや 手に触れ消ゆる暮れの白雪さえかえる こおりしつきの しずくかや てにふれきゆる くれのしらゆき手に触れれば消えてしまうこの雪は、澄み渡る月の雫だから儚く消えてしまうのでしょうか。あっという間に、今年最後の日に...

津軽百首(初雪の頃)

冬枯れの 色なき里に 袖返し 岩木の神は 雪をふりつむふゆがれの いろなきさとに そでかえし いわきのかみは ゆきをふりつむ収穫が終わり疲れ果てた大地を癒すために、岩木の神が袖を翻し雪を降らせて津軽平野を守り眠らせるのでしょう。収穫が終わり...

寒がりな北風小僧

ガタガタと 「我を入れよ」と 主張する 寒がりなのか 北風小僧がたがたと われをいれよと しゅちょうする さむがりなのか きたかぜこぞう寒い冬の日、ガタガタと窓を揺らす風。おそらく寒がりだから家に入りたくて揺らしている北風小僧がやっているこ...

粉雪の儚さ

てのひらで 儚く消える 粉雪は ただひゅんひゅんと 通り過ぎゆくてのひらで はかなくきえる こなゆきは ただひゅんひゅんと とおりすぎゆく北風に乗って飛ぶ粉雪は、手のひらにとまったものだけ儚く消えていく。凍てついた灰色の空。ひゅんひゅんと吹...

冬の朝

日の陰に やうやう広がる 白い息 ひんがし角で 光と変わるひのかげに ようようひろがる しろいいき ひんがしかどで ひかりとかわるまだ夜が明けたての冬の朝、日があたらない場所から東の角を曲がった瞬間、今までの白い息が朝日と混じってひとつにな...
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