寒の戻り

花冷えに 凍えないよう 若葉をば そっと両手で 温める午後

はなびえに こごえないよう わかばをば そっとりょうてで あたためるごご

暖かい日が続いていたのに、急に寒くなった日。まだ出たばかりの欅の萌黄の芽を、こごえないようにそっと両手であたためている。

3月に入り、年度の変わり目ということもあり、
せめて娘の春休み前にはある程度かたづけようと、
ここ最近はずっと断捨離をしていました。

そして、先日の地震。

東日本大震災を思い出させるような揺れ。
やはり季節外れの暑さが続くと要注意ですね。

ちょうど収納見直しにあたり、
備蓄品についても考えていた時期だったので、
これを機にまた改めて備えている最中です。

今回の短歌は、
先週の初夏に近い暖かさで一気に芽吹いた欅の若葉が、
この寒さで凍えないようにという思いで詠みました。

スポンサーリンク

実際のところ、
寒さに負けず元気ではあるので一安心。

あと2日ほど寒さに耐えれば、
いよいよ春爛漫となるので、頑張ってもらいたいな。

東京も桜が咲き始めたようですが、
満開のタイミングはもう少し先になりそうです。

まだ完全に終わったわけではないので、
もうしばらくは断捨離と掃除に専念することにします。

こちらは肌寒い春分の日となりました。

青森までお墓参りにはいけませんが、
心の中でご先祖さまのご冥福をお祈りします。


スポンサーリンク

あなたに寄り添う心の短歌は、日常のふとした瞬間を短歌でつづっています。

人の心、季節の移り変わり、花の色、風の音。それは気にしなければ気にならずに済むくらいの小さな出来事。

その小さな出来事を忘れないように、思い出せるように、短歌を作ります。あなたの心の琴線に触れる歌があれば幸いです。

ブログランキングに参加してます。よろしければクリックお願いいたします。

にほんブログ村 ポエムブログ 短歌へ
スポンサーリンク

萌黄の季節

風ゆるみ 光り和らぐ 幼木の 欅に小楢 萌え出づる春

かぜゆるみ ひかりやわらぐ ようぼくの けやきにこなら もえいづるはる

風から寒さがなくなり、降り注ぐ光も柔らかくなってきた。まだ幼い欅や小楢の枝にも芽が出始め、いよいよ春本番。

去年、娘と作ったミニ盆栽。
(公園の企画で100円で作ったお値打ち品)

私は欅、娘は小楢。

落葉樹なので、
秋になれば葉が落ちるのは当然なのですが、
本当に冬越えできるのか心配だった日々。

ここ数日の春らしい風と光で、
欅の若芽が出てきました!

小楢ももう少しかな?

植え替え用の土がなくなってしまったので、
近々また購入して植え替え予定。

大きくなってくれるといいなぁ。

スポンサーリンク

ヒヤシンスも2回きれいなお花を咲かせてくれて、
やはりお花も素敵としみじみ。

紅葉はまだ冬芽のままだけど、
もうそろそろ芽吹きそう。

松と南天も、無事に鉢に植え替え。
冬の植え替えは厳しいかなと思って、
買ったビニールのまま鉢にいれておいたんですよね。

カマツカコケモモも、
赤紫色の葉がいつのまにか深緑に戻り、
てっきり紅葉して落ちる葉だと思っていたのでびっくり。

娘が選んだ斑入りハクチョウゲも無事に植え替え、
差し木の子たちもすくすくと成長中。

寒の戻りももうないかな?という感じなので、
去年から寝かせておいた、カエデとクスノキの種も植えようかな。

春の日差しに、若芽の枝。
日に日に成長する季節までもうすぐ。

花粉はきついですが、
春の穏やかさに心が洗われる今日この頃です。


スポンサーリンク

あなたに寄り添う心の短歌は、日常のふとした瞬間を短歌でつづっています。

人の心、季節の移り変わり、花の色、風の音。それは気にしなければ気にならずに済むくらいの小さな出来事。

その小さな出来事を忘れないように、思い出せるように、短歌を作ります。あなたの心の琴線に触れる歌があれば幸いです。

ブログランキングに参加してます。よろしければクリックお願いいたします。

にほんブログ村 ポエムブログ 短歌へ
スポンサーリンク

満開の梅

やわらかな 光と共に 梅は咲き 香の風そよぎ 春を届ける

やわらかな ひかりとともに うめはさき かのかぜそよぎ はるをとどける

春特有の柔らかな光を受けて、梅の花が咲き誇る。その梅の香がそよ風にのって春を届けていく。

3月になり、一気に春めいてきました。

梅の花も満開になり、
光りはいつにもまして優しく、
風も優しく吹き抜ける。

春だなあ。

そんな言葉をつい言いたくなるような、
あたたかい気持ち。

盆栽たちが無事に冬越えできたことに、
心底ほっとしています。

スポンサーリンク

寒さに耐えたカマツカコケモモは、
冬の寒さで赤紫色の葉に変わったものの、
ここ数日の暖かさで緑色に戻ってきています。

柔らかだった若葉が、
冬を越え、厚く強く張りがある葉に変わり、
新しい芽を雨風から守るかのよう。

ずっと春なら穏やかで過ごしやすいのに。

誰もが一度は思うことかもしれませんが、
植物を見るとそうではないと思い知らされます。

厳しい冬を耐えることも、
花を咲かせ実をつけ枯れていくことも、
自然の理を知れば当たり前のこと。

今は穏やかな春の光を存分に、
春を満喫しましょう。


スポンサーリンク

あなたに寄り添う心の短歌は、日常のふとした瞬間を短歌でつづっています。

人の心、季節の移り変わり、花の色、風の音。それは気にしなければ気にならずに済むくらいの小さな出来事。

その小さな出来事を忘れないように、思い出せるように、短歌を作ります。あなたの心の琴線に触れる歌があれば幸いです。

ブログランキングに参加してます。よろしければクリックお願いいたします。

にほんブログ村 ポエムブログ 短歌へ
スポンサーリンク

慈愛の光

うららかな 春の光は 慈しみ 幼子を抱く 母の手のよう

うららかな はるのひかりは いつくしみ おさなごをだく ははのてのよう

青空から降り注ぐ春の光は、慈しみながら幼子を抱く母の手のようにやわらかくすべてを包み込んでくれる。

春の光はあたたかい。
ただただ、あたたかい。

優しい春の日差しは、
慈しむように、この世界を照らしてくれる。

スポンサーリンク

それは、
まるで幼子を抱く母の手のように。

その手に撫でられ、
そっと目を覚ます植物たち。

春の光は命そのもの。

心苦しい今の時代だからこそ、
この季節特有のやわらかい春の日差しを浴びましょう。


スポンサーリンク

あなたに寄り添う心の短歌は、日常のふとした瞬間を短歌でつづっています。

人の心、季節の移り変わり、花の色、風の音。それは気にしなければ気にならずに済むくらいの小さな出来事。

その小さな出来事を忘れないように、思い出せるように、短歌を作ります。あなたの心の琴線に触れる歌があれば幸いです。

ブログランキングに参加してます。よろしければクリックお願いいたします。

にほんブログ村 ポエムブログ 短歌へ
スポンサーリンク

今日の佳き日に

桜咲く 昏き冬越え 爛爛と 幸多くあれ 今日の佳き日に

さくらさく くらきふゆこえ らんらんと さちおおくあれ けふのよきひに

仄暗く冷たい冬を越えて、爛爛と桜が咲き誇る。君の未来が、どうかこの先も幸せであるよう心から祈っています。

暗く長い冬を越え、
一斉に咲く桜。

冬の間、
ひっそりと身を潜め、
その厳しい寒さに耐え忍んでいることを、
多くの人は気づかずに過ごしてく。

スポンサーリンク

誰の目にも触れることもない努力は、
きっと、想像以上のものだったことでしょう。

そして、春になり、
一斉に咲きほこるように、
己が夢をかなえていく君よ。

どうかどうか、
これからの君の未来が、
幸多くあることを心から祈ります。


スポンサーリンク

あなたに寄り添う心の短歌は、日常のふとした瞬間を短歌でつづっています。

人の心、季節の移り変わり、花の色、風の音。それは気にしなければ気にならずに済むくらいの小さな出来事。

その小さな出来事を忘れないように、思い出せるように、短歌を作ります。あなたの心の琴線に触れる歌があれば幸いです。

ブログランキングに参加してます。よろしければクリックお願いいたします。

にほんブログ村 ポエムブログ 短歌へ
スポンサーリンク