雨靄の桜

雨靄に 浮かぶ桜や 花はまだ そこにはあるか 散っておらぬか

あまもやに うかぶさくらや はなはまだ そこにはあるか ちっておらぬか

春の雨で靄が一面に立ち込めている。いつもなら向こうに見える桜も朧げにしか見えず、もう散っているのかまだ咲いているのかがわからない。

春の雨はやさしい。

秋や冬に降る雨のように冷たいわけでも、夏の雨のように生ぬるいわけでもない。

雨靄でぼんやりとした街並みは、今が盛りの桜の花もにじませる。

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まだ花はさいているのだろうか。
もう散ってしまったのだろうか。

コントラストがはっきりとしない世界は、どうしてこうも幻想的なのだろう。

曇天に雨靄に桜。

これも春ならではの景色。


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胴吹き桜

空に咲く 花は風にぞ 揺れにけり 吾子の指さき 胴吹き桜

そらにさく はなはかぜにぞ ゆれにけり あこのゆびには どうふきさくら

空高く咲く桜の花は、風に吹かれて揺れているが、幹から咲いている桜の花は、我が子の指で揺れている。

あっという間に桜が開花しました!

近所の遊歩道の桜も一気に咲き誇り、見上げれば空一面の桜の花。

そのひとつひとつが風に揺れていて、春の訪れをしみじみ感じます。

本来であれば、桜の花に触れるということは、なかなか難しいこと。

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でも、幹から咲いている「胴吹き桜」は、子供にも触れる高さ。

花びらを傷つけないように、そっと優しく触れる我が子の指先。

空に咲き誇る桜も見事ですが、触れられる場所に咲く桜もまた美しい。

今週末は長雨の予定。
どんな天候であっても、美しく咲き続ける桜を楽しもうと思った一日でした。


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かすかな春の気配

雪が止み 差し込む光に 影伸ばす 枝を揺らすは 春色の風

ゆきがやみ さしこむひかりに かげのばす えだをゆらすは はるいろのかぜ

雪が止んで空が晴れ、そこから差し込む光に伸びる影を、優しい風が揺らしている。

昨日はまるで津軽にいるかのような雪でしたが、
一夜明け、一気に気温が上がり春の陽気になりました。

たった一日でここまで季節の違いを感じるのも、
滅多にあることではないと思う今日この頃。

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まだ肌寒い日は続くはずですが、
今日の陽気は3月くらいの暖かさ。

一足早い春があいさつに来たような感じです。

あっという間に過ぎ去る季節。
一日一日を、大切に過ごそうと思った日でした。


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夕暮れの桜

夕暮れに 染まる桜は 色濃くも やがて消えゆく 夜の帳に

ゆうぐれに そまるさくらは いろこくも やがてきえゆく よるのとばりに

夕日に染まる桜は、より一層あたたかな色に染まるけれど、夜の訪れとともに、その色もまた消えてゆく。

今日は雨。
冬と同じくらいの寒さ。

この寒さと雨で、
桜も一気に散り始め。

ここから梅雨が始まるまで、
穏やかな日が続くかな?

そんなこんなで、
今回の短歌は「夕暮れ時の桜」です。

みなさんは、
どの時間帯の桜が好きですか?

私は、夕暮れ時の桜が大好きです。

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もちろん、
青空の下の桜も、
曇天の桜も、雨の桜も好きですが、
夕暮れ時の桜は別格。

桜はもともと儚いものですが、
夕暮れ時、あの夜になる前の光に照らされる桜は、
なお一層儚さを伝えてくれるようで。

娘もいよいよもうすぐ新学年。
幸い、今週は今日以外は天気に恵まれそうなので一安心。

上履きも買い替えたし、
ランドセルカバーも黄色は卒業。

今日は午後から一緒に歯科検診。
歯石とりはいつまでたっても苦手ですが…頑張ります。
(娘は歯医者が大好きらしいのでうらやましい)

ほんと、このまま虫歯もなく大人になるといいな。
時代とは言え、虫歯が当たり前だった時代からすると、
予防歯科に特化した現代は本当にすばらしいと思う今日この頃。

娘の学校が始まり落ち着いたら、
また毎日更新を目指しますので読んでいただけたら幸いです。

ではでは、春らしく寒暖差が激しい日々が続きますが、
どうかご自愛くださいますように。


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パステルカラーの街並み

春来たり パステルカラーの風に今 心躍りて ほほえみ返す

はるきたり ぱすてるからーの かぜにいま こころおどりて ほほえみかえす

春風が街並みをパステルカラーに染める様子に、心もなんだかワクワクして、ふっと笑みがこぼれる。

寒の戻りも春の嵐も過ぎ去って、
ようやく春本番となりました。

風も光もやわらかく、
木々は芽吹き、若葉を広げる。

桜も咲き始め、
街並みがパステルカラーに染まる今日この頃。

通り過ぎる風が、
色を灯すように過ぎ去るたびに、
ふっと笑みがこぼれる。

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春が来た。
春が来た。

ただ春が来ただけなのに、
それだけで心が躍るようにうれしく思う。

盆栽たちの芽吹きもただただかわいらしく、
娘と一緒に毎日の成長にほっこり。

やはり春はいい。
さあ、いろいろと始めますか!


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