離れている君を想う

帰り道 流れる景色 眺めつつ 指おり数える 君に会える日

かえりみち ながれるけしき ながめつつ ゆびおりかぞえる きみにあえるひ

帰りの電車で、流れる景色を見ながら、会う約束まであと何日か数えている。

遠距離恋愛だった当時、会えない毎日が当然で、その生活にも慣れているのだけども。

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それでも、会える日が近づいて来るとつい指折り数えてしまう。

またしばらく会えなくて、その寂しさに慣れるまで時間がかかるとわかっているけれども。
それでも、今は会える嬉しさだけを感じていたい。


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あなたに寄り添う心の短歌は、日常のふとした瞬間を短歌でつづっています。

人の心、季節の移り変わり、花の色、風の音。それは気にしなければ気にならずに済むくらいの小さな出来事。

その小さな出来事を忘れないように、思い出せるように、短歌を作ります。あなたの心の琴線に触れる歌があれば幸いです。

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夜桜と恋

春宵や 光惑いて ざわめけば 桜酔いしれ 君に酔いしれ

はるよいや ひかりまどいて ざわめけば さくらよいしれ きみによいしれ

春の夜、祭りの灯りと人々のざわめきで桜が酔っているようだ。
そんな桜のように、私は君に恋い焦がれている。

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春の宵闇に、うっすらと浮かび上がる夜桜。
幻想的な灯りで照らされている桜は、人々の喧騒にも酔っているようにも見える。

愛すべき君を見つめる私の心は、まさにこの桜のように色付いているのだ。


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唯一の恋(花名:アケビ)

巡り合う ただその時を 待ちわびて 出逢えて育む あけびの果実

めぐりあう ただそのときを まちわびて であえてはぐくむ あけびのかじつ

雄花と雌花が巡り合うという奇跡が起きた時、初めてあけびは果実となるのである。

アケビは雌雄同株ではあるのですが、雄花と雌花に別れています。

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ですから、果実が出来るためには、受粉が成功しなければいけません。
花が終われば確実に実をつけられるほかの植物と違って、運命の出会いを待たなければいけないところは、どことなく人間の男女にも通じるような気がします。

花言葉は「才能」「唯一の恋」だそうで、まさにアケビの生態を表しています。


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消える思い出

さらさらと すり抜け落ちる 時の砂 過去の思いも 風と去りゆく

さらさらと すりぬけおちる ときのすな かこのおもいも かぜとさりゆく

砂時計の砂がさらさらと落ちていくように、いろいろな思いも風のように去っていくようだ。

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楽しい思い出も、悲しい思い出も、思い出と名の付くものは全て忘れてしまうのだろう。
望む望まないにしろ、記憶はゆっくりと薄らいで消えていく。

砂時計の砂は、留まらずに流れ落ちる。
その流れが止められないように、すべては忘却の彼方へ向かうのみ。


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恋の始まり

君来ぬと 今か今かと待ちわびて 来たらば夢かと 落ち着きもせず

きみこぬと いまかいまかと まちわびて きたらばゆめかと おちつきもせず

いつか愛する人に出会える日が来ることを待ちわびていましたが、出会えたら今度は夢なのではないかと思って、心が落ち着きません。

いつか愛する人に出会えるのでしょうか。
それは、いつの日なのでしょうか。

そんなことを思いながら、今か今かと待ちわびる日々。

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そして、とうとう巡り合えたあの日。
今度はもう胸がいっぱいで、夢なのではなかろうかと落ち着かない日々。

恋とはいつの時代も、心を色めき立たせるもの。

 

 


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