柔らかな街

幼き手 自然とつなぐ 幸せに 街の景色も 柔らかになる

おさなきて しぜんとつなぐ しあわせに まちのけしきも やわらかになる

まだ幼い子の小さな手。当たり前のように繋いでくるその手に幸せを感じていると、普段の街並みすら柔らかく思えてくる。

まだ幼い子が、当たり前のように手を伸ばしてくる。

「道路を歩くときは、必ず手を繋いでね」

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何度も何度もそんな会話を繰り返し、いつの間にか習慣に。
そして、今日も当たり前のように手を繋ぎ、嬉しそうに歩いて行く。

その小さな手の温もりに、しっかりと握られた手のひらに、とても幸せを感じる。

つい緩んでしまう頬が、街の景色すら柔らかにしてしまうようだ。
ありがとう、幼き君。

こんな景色を見れるのは、紛れもなく君のおかげ。
明日も、お散歩に行こう。手を繋いで。


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消える定めのシャボン玉

シャボン玉 儚く消える 定めでも 空のぼりゆく 数々のあわ

しゃぼんだま はかなくきえる さだめでも そらのぼりゆく かずかずのあわ

儚く消える定めにあるシャボン玉。それでも、風にのり次々と空へとのぼりゆくのだ。

子供と公園でシャボン玉をした。
柔らかな光が包み込む春の公園。

沢山の泡は、風を味方にしてどんどん空高く舞い上がっていく。
それを嬉しそうに追いかける子供。

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シャボン玉は儚く消えていくものの、ただまっすぐ空へ舞い上がる。
届くはずもない空へ、それでも舞い上がる。

きっとその心の中は希望に満ち溢れているのだろう。

届くか届かないは関係ない。
自分の心に希望が持てるかどうか、それが大切なのだ。


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幼子と桜

幼き子 注ぐ花びら 身に纏い 淡く色づく 道を駆けゆく

おさなきこ そそぐはなびら みにまとい あわくいろづく みちをかけゆく

幼子が、降り注ぐ桜の花びらで淡く色づく景色の中、駆け抜けていく。

穏やかな晴天は、前日の雨が嘘のように思われるかのように快適。

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そんな中、幼子と散歩をしていたら、遊歩道が一面の桜色に。
まだ散ってしまっているわけではなく、頭上の桜からひらひらと舞い落ちる。

そんな花びらを一面に受けながら、声を上げて駆け行く子。

季節が変わるごとの成長に胸を馳せながら、少したくましくなった後ろ姿を見つめ続ける。


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幼き日の思い出

母になり 思い返すは 親心 遠き思い出 なお鮮やかに

ははになり おもいかえすは おやごころ とおきおもいで なおあざやかに

母になって、初めて自分が子供の時の親の心がわかった気がする。
遠い日の思い出が、なお一層鮮やかに思い出される。

自分が母になって、子供の頃のことをよく思い出すようになった。

もっと遊んでほしかった。
褒められて嬉しかった。
わかってもらえなくて悔しかった。

あの時、なぜ伝わらないのか、なぜ、理解してもらえないのかを怒っていたけれど。

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今、子供を見て思う。
やはり心配なことは心配だし、理解してもダメなことはダメということ。

その度に、怒る子供と自分の幼き姿を重ねてみて、思い出は一層鮮やかになるのである。

 

 


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若芽の野原

若芽吹く 萌黄の野をゆく 幼子の 手には蒲公英 そよ風ゆれる

わかめふく もえぎののをゆく おさごの てにはたんぽぽ そよかぜゆれる

若芽が芽吹いてきた春の野原を駆ける幼子。
その手には黄色いタンポポがしっかりと握られて、そよ風に揺れている。

若芽が芽吹き、生命力あふれる萌黄色の野原に、幼子が駆けていく。

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その手にはしっかりとタンポポが握られて、そよそよと風に揺れている。

みなぎる春の躍動感に、こちらまで元気になるようだ。

 


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