春宵や 光惑いて ざわめけば 桜酔いしれ 君に酔いしれ
はるよいや ひかりまどいて ざわめけば さくらよいしれ きみによいしれ
春の夜、祭りの灯りと人々のざわめきで桜が酔っているようだ。
そんな桜のように、私は君に恋い焦がれている。

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春の宵闇に、うっすらと浮かび上がる夜桜。
幻想的な灯りで照らされている桜は、人々の喧騒にも酔っているようにも見える。
愛すべき君を見つめる私の心は、まさにこの桜のように色付いているのだ。
はるよいや ひかりまどいて ざわめけば さくらよいしれ きみによいしれ
春の夜、祭りの灯りと人々のざわめきで桜が酔っているようだ。
そんな桜のように、私は君に恋い焦がれている。

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春の宵闇に、うっすらと浮かび上がる夜桜。
幻想的な灯りで照らされている桜は、人々の喧騒にも酔っているようにも見える。
愛すべき君を見つめる私の心は、まさにこの桜のように色付いているのだ。
ゆきどけの つめたきみずに せんをひく おがわのくさの たけはのびゆく
雪解けの冷たい水で、いつもより水の量が多い春の小川に触れる草の背丈は、これからますます伸びていくのであろう。

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雪解けで水かさを増す春の小川。
いつもなら水面に届くはずもない岸辺の草の葉が、今日は届いて流れに線をひいていく。
その草の葉も、これからますます伸びていくのだろう。
春から夏へと移り変わるように。
さっそうと はるのひせおって あるきだす ねこがすすむは はなかおるみち
花香る春の道を、堂々と軽やかに猫が歩いていく。

春の猫といえば、恋の季節と日向ぼっこの印象が強いですね。
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この短歌は、うららかな日差しの誘惑にも負けず、颯爽と目的地まで歩いている猫を見て詠みました。
お昼寝の場所を探しているのか、それとも、意中の相手のところに向かうのか。
ともかく、足取り早く通り過ぎる猫でした。
めぐりあう ただそのときを まちわびて であえてはぐくむ あけびのかじつ
雄花と雌花が巡り合うという奇跡が起きた時、初めてあけびは果実となるのである。

アケビは雌雄同株ではあるのですが、雄花と雌花に別れています。
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ですから、果実が出来るためには、受粉が成功しなければいけません。
花が終われば確実に実をつけられるほかの植物と違って、運命の出会いを待たなければいけないところは、どことなく人間の男女にも通じるような気がします。
花言葉は「才能」「唯一の恋」だそうで、まさにアケビの生態を表しています。
たまのよう つぼみつらなる あおもじは ひきたてやくと おのがみをしり
球のような蕾を連なるアオモジの小枝。その枝は決して主役になるわけではないのだが、引き立て役としての自分の立ち位置を知っているようだ。

アオモジは、小さな蕾がまるで珠のようにかわいらしいので、よく花束やリースのアクセントなどに使われています。
その花はとても可憐なのですが、花自体よりは蕾のままの状態でアレンジされることが多いような気がします。
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決して主役の花ではありませんが、その存在が主役を引き立てるのです。
そんなアオモジの花言葉は「友人が多い」
グループで必ず必要な調整役は、決して自分の立ち位置を迷いません。
主役の花のそばでそっとアクセントとして存在するアオモジは、まさに縁の下の力持ちといった印象を受ける花です。