届かぬ恋に

叶わぬと 知らずにいれば この花も 枯れることなく 咲いただろうか

かなわぬと しらずにいれば このはなも かれることなく さいただろうか

叶わない恋だと知らないままなら、この恋心も消えることがなかったのでしょうか。

胸に秘めていた思い。

あなたに伝える前に、
叶わないと知ってしまったあの日。

もし、
もしも、
この恋が叶う可能性があったのなら。

もし、
もしも、
この恋をあきらめる必要がなかったのなら。

今でもあなたを、
思い続けていたのでしょうか。

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姿を見るたびに、
声を聞くたびに、
喜びに打ち震えていたあの頃。

今はもう、
思い出しても胸が痛むことのない、
遠い昔の思い出。

もし、
もしも、
真実を知ることがなかったなら。

もし、
もしも、
あの時あの場所にいなかったのなら。

私は、
思いを断ち切ることなく、
過去にしなかったのでしょうか。


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あなたに寄り添う心の短歌は、日常のふとした瞬間を短歌でつづっています。

人の心、季節の移り変わり、花の色、風の音。それは気にしなければ気にならずに済むくらいの小さな出来事。

その小さな出来事を忘れないように、思い出せるように、短歌を作ります。あなたの心の琴線に触れる歌があれば幸いです。

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