残桜の恋物語(風花に消ゆ・女歌)

触れずとも 伝わる心 声もなく 遠ざかる背は 風花に消ゆ

ふれずとも つたわるこころ こえもなく とおざかるせは かざはなにきゆ

触れなくても伝わってしまう心は声に出すまでもなく、愛しいあの人の背中は、ただ風花の中に消えていく。

行かないで、と言えたなら。
そばにいて、と触れられたなら。

でも、
そんなことは言えない。
そんなことはできない。

あなたの夢が叶うことを、
全力で応援したいはずなのに。

それなのに、
そばにいたいと思ってしまう。

相反する想いに、
何もできず立ち尽くすだけ。

きっと、
触れなくても、
言わなくても、
伝わっている心。

遠ざかる背中に、
ただただ祈るのみ。

どうかあなたの夢が叶いますように。

この短歌を詠んだ人
ふじこ

こんにちは、あなたに寄り添う心の短歌のふじこです。
2017年から短歌を詠み始め、気が付けばもう500首以上になりました。日々の風景、育児、心、そして、生まれ育った津軽を主に詠んでいます。今は遠きふるさと津軽を思い「津軽百首」を制作中。

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残桜の恋物語
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