枯葉の旅立ち

カサカサと 軽やかな音 響かせて 枯葉旅立つ 光の方へ

かさかさと かろやかなおと ひびかせて かれはたびだつ ひかりのほうへ

カサカサと軽くなった枯葉は、軽やかな音と共に光の方へ旅立っていく。

乾いた風が吹く季節。

あれほど青々とした葉も、
水分を失ってカラカラに乾いていく。

枯葉は驚くほど軽く、
軽快な音を響かせて、
風に揺れている。

その姿が、
もの悲しく見えないのは、
きっと希望に満ちているから。

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青葉の時から、
ずっとずっと憧れていた景色。

枯葉になって、
やっと空へと飛び立てる。

枯葉は悲しいわけじゃない。
枯葉は悔しいわけじゃない。

光の方へ、飛んでいこう。
風に乗って、飛んでいこう。


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津軽百首(ミツバチと作業)

秋深し 畑に広がる ブドウの香 さそわれ来るは ミツバチの群れ

あきふかし はたけにひろがる ぶどうのか さそわれくるは みつばちのむれ

秋も深まりブドウの香りが畑に広がると、どこからともなくミツバチが群れを率いてやってくる。

秋が深まると、
いよいよブドウの収穫期。

大きな葉が色づき枯れ始め、
畑は芳醇なブドウの香りに包まれます。

すぐに市場に出荷するものと、
市場にある大きな冷蔵庫(倉庫)に入れて年末に出荷するもの。

台風の進路に注意しながら、
収穫作業と、ブドウ詰めの作業は続きます。

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畑で作業していると、
ブドウの甘い香りに誘われてくるミツバチの群れ。

たまに服に止まって休んだりしながら、
選別で廃棄になったブドウの実をおいしそうに舐めています。

ミツバチは農家にとって、
本当にかけがえのないありがたい昆虫。

悲鳴を上げたり、
手で払ったりしないかぎり、
刺すこともありません。

おいしそうに食事をしているミツバチや、
不思議そうに顔を傾げるミツバチに癒されながら、
秋の恵みに感謝する日々です。


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優しい朝

朝の町 優しく包む 絹の雲 心温もる毛布のやうに

あさのまち やさしくつつむ きぬのくも こころぬくもる もうふのように

まだ動き出していない町を、やわらかな絹の雲が包み込んでいる。その光景は、毛布のように心も温めてくれるようだ。

寒すぎず、暑すぎず。
でも、心なしかちょっとひんやり。

朝の空気は、
どの季節でも清々しい。

まだ動き出す前の町は、
とても静かで、
眠っているかのよう。

その街並みを、
朝日を帯びた絹の雲が包み込む。

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まるで毛布のように、
あたたかく、
やわらかく。

どこか緊張しがちな毎日を、
これから始める一日を、
大丈夫と励ますように。

朝日はいつも、
心に希望を持たせてくれる。

さあ、今日も一日、
動き出そう。


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