梅とメジロ

梅の香に つつまれ霞む 細枝を 揺らすメジロの ものさわがしさ

うめのかに つつまれかすむ ほそえだを ゆらすめじろの ものさわがしさ

梅の花が咲き誇る中、細い枝に止まるメジロは忙しそうに蜜を吸っている。

満開の梅の花は、
まわりを霞ませるほど香り高い。

その咲き誇る梅の枝が、
あちこちで揺れている。

揺れる枝には、
かわいらしいメジロの姿。

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気忙しそうに、
花の蜜を吸っては、
まわりを見渡し、
また蜜を吸う。

枝が揺れるたび、
梅の香りはさらに広がり、
春の霞はもっと深くなる。

風が運ぶその香りが、
どうかあなたにも届きますように。


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心躍る春

咲く花の 色を数えし 散歩道 指差す吾子の 足取り軽く

さくはなの いろをかぞえし さんぽみち ゆびさすあこの あしどりかるく

春になり色々な花が咲く道。その色を数えながら歩く我が子は、いつもよりも足取りが軽くご機嫌です。

三月も半ばを過ぎ、
娘も春休みに入りました。

いろいろな花が咲き始めて、
街が一気に賑やかに。

花の色を数えながら散歩をする娘は、
いつもよりも楽しそう。

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軽い足取りは今にもスキップしそうで、
満面の笑みがとても眩しい。

今年の春は、いつもの春と違うけれど、
こうして例年通り春を喜べる気持ちを持つことができて、
ありがたい限り。

もうすぐ桜の季節。
お花見とかのイベントは全くないですが、
満開の桜の並木道を歩くことが今から楽しみです。


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立ち枯れの花

立ち枯れの 枝に咲く花 色あせて もとの姿を 知る人もなし

たちがれの えだにさくはな いろあせて もとのすがたを しるひともなし

立ち枯れた枝に、乾いた花が散ることなく咲いている。その色が本当は何色だったのかは誰も知らない。

春になり、
いろいろな花が咲き誇る中、
立ち枯れの木には白い花が咲いている。

正確には、咲いていた、なのだろう。

水分がなくなり、
色あせたその花は、
元から白だったのだろうか。

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薄桃色かもしれないし、
薄黄色だったのかもしれない。

いま、目の前に花が咲いているのに、
その花の本来の色を知る人はいない。

それでも、確かにその花は咲いている。

ただ、過ぎた時間を物語るように。


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祈りの先に

小さくも 祈る心は 風となり 癒しとなりて 世界を巡る

ちいさくも いのるこころは かぜとなり いやしとなりて せかいをめぐる

たとえ小さな祈りだとしても、その心は風となって、誰かの癒しとなって、世界をめぐるのでしょう。

誰かのために祈ること。

幸せであるように祈る心は、
どんな小さな祈りでも、
風となって世界を駆け巡る。

その優しさは人の心を癒し、
その癒しがまた優しい風となって、
また自分のところに戻ってくる。

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巡り巡る世界は、
いつだって始まりと終わりの境界がなく、
それを決めるのは自分の心。

どんなときでも、
自分の心は自分のもの。

イライラするよりも、
不安に嘆くよりも、
感謝の心を忘れないように。

その小さな決意は、
きっと誰かの癒しになるはずだから。


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春の空と桜

春の空 そよぐ風にて 揺れる枝 花咲き誇る 弥生の佳き日

はるのそら そよぐかぜにて ゆれるえだ はなさきほこる やよいのよきひ

春霞む空を通り抜ける風は、満開の桜の枝を揺らしていく。
ただそれだけで、佳い一日だと思う今日この頃。

朗らかな春の陽気に包まれて、
満開の桜は穏やかな風に揺れている。

霞む街はどこか幻想的で、
ざわついた心を慰めるかのよう。

今年はまだ桜は咲いていないですが、
こんなときだからこそ、
普段目を向けない景色を見てみましょう。

桜の蕾は少しずつ膨らみ、
時が満ちて、次次と咲き誇る。

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どんな時でも、時間は過ぎて、季節は変わっていく。

今年はぜひ、
通りの桜が開いていく様子を見てみてください。

霞む空の色、おだやかに通り過ぎる風、心地よい日差し。

目で、耳で、肌で、春を感じることで、
暗い気持ちもゆっくりと溶け出していくことでしょう。


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