幼稚園の制服購入

袖合わず 肩も合わない 制服に 大きくなるよう 祈りを込めて

そであわず かたもあわない せいふくに おおきくなるよう いのりをこめて

袖も肩もブカブカの大きめの制服を試着する娘。
大きめの制服を買うのは、君が大きくなるよう祈ってるからなんだよ。

昨日は春からの幼稚園の制服購入日。
寒空の中、講堂は熱気ムンムン。

でも、みんなどこか嬉しそう。

騒いで走り回る子。
お友達と喧嘩してる子。
大人しく試着する子。
試着したまま脱走する子。

いろんな子供達がいっぱい。

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みんな大きめの服を試着して、
ブカブカなのだけど。

その大きめの制服は、
君たちが大きくなるようにという
祈りも込められているんだよ。

4月から始まる幼稚園。
待ち遠しい君の様子に、
嬉しいような、寂しいような、そんな気持ち。

どうかどうか、健やかに。
楽しい幼稚園生活になりますように。

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人の心、季節の移り変わり、花の色、風の音。それは気にしなければ気にならずに済むくらいの小さな出来事。

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おかーさんと呼ばれた日

「かーか」から 「おかーさん」へと 変わった日 娘の笑顔 なお鮮やかに

かーかから おかーさんへと かわったひ むすめのえがお なおあざやかに

今まで「かーか」と呼ばれていたのに、突然「おかーさん」と呼ばれた日。
鮮やかな桜紅葉の下の娘は、いつもよりさらに嬉しそうでした。

言葉というものは不思議なもので。

どんなに小さくても、
自分の気持ちが伝わらないと悲しい。
そして悔しい。
だから、泣いてでも伝えようとする。

それほどまでに、
人は誰かに何かを伝えたいのかもしれない。

いつもと同じ公園で遊んでいると、
桜紅葉からはらはらと落ちてくるたくさんのお手紙。

うれしそうに駆け寄る娘。

くるっと振り返り、
「おかーさん、おかさーん!こっちこっち!」

ついさっきまで
「かーか」だったのに。

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急に「おかーさん」だなんて。

でも、ずっと言いたかったんだよね。

だって、その証拠に、
「かーか」よりも「おかーさん」の時の笑顔が、
一番鮮やかで輝いているもの。

伝えたい言葉を、
伝えられる幸せ。

伝えたい想いを、
伝えられる幸せ。

娘の成長に、
目を細めるばかりです。

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