人の業と鎮魂の祈り

忘れまい 人の業にて 散る命 なれど祈るも また人なのだと

わすれまい ひとのごうにて ちるいのち なれどいのるも またひとなのだと

悲劇を起こすのも人によるものならば、その悲劇によって散った命を弔おうとするのもまた人によるもの。
人とはそういうものなのでしょう。ならばせめて、今は慈しみの気持ちをもって、祈りを捧げましょう。

片方にとっての正義が、
もう片方にとっての正義とは限らない。

正当性を主張し始めれば、
必ずどこかで軋轢を生む。

そうしてもたらされる悲劇は、
紛れもなく人の手によるもの。

あの日、いかほどの尊い命が、
天に召されたのだろうか。

スポンサーリンク

しかし、その命を弔おうとするのも、
また人なのである。

人とはそういうもの。
昼があって夜があるように、
善の心があって悪の心もある。

願わくば今日は、
一人でも多くの人が、
慈しみの気持ちをもって祈りを捧げられますように。

うたのわに参加しています。

 


スポンサーリンク

あなたに寄り添う心の短歌は、日常のふとした瞬間を短歌でつづっています。

人の心、季節の移り変わり、花の色、風の音。それは気にしなければ気にならずに済むくらいの小さな出来事。

その小さな出来事を忘れないように、思い出せるように、短歌を作ります。あなたの心の琴線に触れる歌があれば幸いです。

ブログランキングに参加してます。よろしければクリックお願いいたします。

にほんブログ村 ポエムブログ 短歌へ
スポンサーリンク

子守唄

背中撫で 君に歌った子守唄 今では君が 一人で歌う

せなかなで きみにうたった こもりうた いまではきみが ひとりでうたう

ピッタリと寄り添う幼き我が子の背中をなでながら歌った子守唄。
今では君が一人で歌えるようになり、成長をひしひしと感じます。

少しずつ広がる君の世界。

生まれた時はとても小さくて、
泣くこと以外、なにひとつ自分ではできなくて。

そこから、

首がすわり、
寝返りをし、
おすわりをし、
ハイハイをし、
つかまり立ちをし、
伝い歩きをし、

そして、一人で立ち歩き。

言葉も、

ただの鳴き声から、
喃語になり、
単語をはなし、
二語文になり、

いつのまにか会話ができるように。

食事も、

スポンサーリンク

母乳やミルクから、
十倍粥になり、
ペースト状のものを食べ、
みじん切りから角切りになり、

今では普通に食べられるように。

手づかみから、
スプーンをつかい、
フォークをつかい、

今では箸も使えるように。

そして今、

毎夜歌った子守唄を、
君は一人で歌えるようになった。

成長とは、
積み重ねの連続で、
振り返るとただただ奇跡の連続だと思う。

うたのわに参加しています。

 


スポンサーリンク

あなたに寄り添う心の短歌は、日常のふとした瞬間を短歌でつづっています。

人の心、季節の移り変わり、花の色、風の音。それは気にしなければ気にならずに済むくらいの小さな出来事。

その小さな出来事を忘れないように、思い出せるように、短歌を作ります。あなたの心の琴線に触れる歌があれば幸いです。

ブログランキングに参加してます。よろしければクリックお願いいたします。

にほんブログ村 ポエムブログ 短歌へ
スポンサーリンク

涼しい朝に

涼風に 懐かしき日々 思い出し 夏の終わりを 待ちわびている

すずかぜに なつかしきひび おもいだし なつのおわりを まちわびている

真夏だというのに、とても涼しい秋のような朝。
あまりの心地よさに、早く夏が終わりこのまま秋になればいいのにとすら願ってしまいます。

エアコンもいらない朝。

涼しさが心地よくて、
窓という窓を開けて風を通す。

風の通り道が、
とても涼しく気持ちよい。

スポンサーリンク

夏が終われば、
この朝が当たり前に続くのだと思うと、
早く季節が変わることを願ってしまう。

四季には意味があり、
どれが欠けてもいけないとわかっているのに、
それでも、秋が恋しい。

また数日後には暑くなるだろうから、
今はこの涼風を満喫しよう。

うたのわに参加しています。


スポンサーリンク

あなたに寄り添う心の短歌は、日常のふとした瞬間を短歌でつづっています。

人の心、季節の移り変わり、花の色、風の音。それは気にしなければ気にならずに済むくらいの小さな出来事。

その小さな出来事を忘れないように、思い出せるように、短歌を作ります。あなたの心の琴線に触れる歌があれば幸いです。

ブログランキングに参加してます。よろしければクリックお願いいたします。

にほんブログ村 ポエムブログ 短歌へ
スポンサーリンク

共に生きるということ

縁ありて 逢いしあなたと 苦も楽も 歩み味わう これぞ人生

えんありて あいしあなたと くもらくも あゆみあじわう これぞじんせい

縁があってあなたと出逢い、どんなことがあっても共に力を合わせて生きていこうと決めました。
すべての人生をあなたとともに歩んでいきます。

守るだけの人生も、
守られるだけの人生も、
どちらも私には向いておりません

あなたと出逢って、
あなたに恋をして、
私は私を知りました。

あなたが泣いているのなら、
あなたを包む毛布になりましょう。

あなたが笑っているのなら、
あなたを見守る太陽になりましょう。

どんな困難な道でも、
あなたと一緒なら怖くなどありません。

スポンサーリンク

どんな険しい道でも、
あなたと一緒なら乗り越えて見せましょう。

だから、無理をしないでください。

夫婦は一人で頑張るものではなく、
二人で頑張るものなのだから。

この世界中で、
たった一人の私の伴侶。

共に、人生を歩んでいきましょう。

うたのわに参加しています。


スポンサーリンク

あなたに寄り添う心の短歌は、日常のふとした瞬間を短歌でつづっています。

人の心、季節の移り変わり、花の色、風の音。それは気にしなければ気にならずに済むくらいの小さな出来事。

その小さな出来事を忘れないように、思い出せるように、短歌を作ります。あなたの心の琴線に触れる歌があれば幸いです。

ブログランキングに参加してます。よろしければクリックお願いいたします。

にほんブログ村 ポエムブログ 短歌へ
スポンサーリンク

仕事で心がつぶれそうな人へ

生きる糧 得るため人は 如何ほどの 涙を流し 過ごすのでしょう

いきるかて えるためひとは いかほどの なみだをながし すごすのでしょう

生きるために仕事をして報酬を得ることは大事ですが、体調が悪くても人間関係が辛くても、一旦レールを外れれば暗闇に落ちてしまいそうな時代。
一体、どれだけの涙を流し、心を閉ざし、人はやり過ごすのでしょうか。

いつからでしょうか。
世の中が先行きが見えない、
薄暗い森の中に迷い込んでしまったのは。

それは、
さまざまな時代の要因とも言えますが、
それでも、
さまざまな時代を乗り越えてきたはず。

それなのに、
この薄暗い森は、
じっとりと、
ゆっくりと、
心に墨を落とすようにしみこんでいきました。

その結果、
ひとつでもレールを外れてしまえば、
戻ることができないような、
危うい綱渡りをしている状態と同じ。

本来は、
もっと生き生きと、
もっとワクワクと、
もっとドキドキと、
楽しい事や興味のある事もたくさんあるはず。

でも、
仕事を辞めてしまえば
このレールを外れてしまえば、
もう二度と戻れない気がして、

スポンサーリンク

どれだけ体が悲鳴をあげても、
どれだけ心が悲鳴を上げても、

その声が聞こえないように、
耳を塞いでやり過ごす。

せめて、心だけは、
ひとときの癒しと安らぎを得られるよう、
そんな場所が各人にできるよう、
祈るばかりです。

うたのわに参加しています。

 

 


スポンサーリンク

あなたに寄り添う心の短歌は、日常のふとした瞬間を短歌でつづっています。

人の心、季節の移り変わり、花の色、風の音。それは気にしなければ気にならずに済むくらいの小さな出来事。

その小さな出来事を忘れないように、思い出せるように、短歌を作ります。あなたの心の琴線に触れる歌があれば幸いです。

ブログランキングに参加してます。よろしければクリックお願いいたします。

にほんブログ村 ポエムブログ 短歌へ
スポンサーリンク