春立つ日に

雪に浸む  光やわらぎ 春立ちて 大地は芽むぐ なよびかなりて

ゆきにしむ ひかりやわらぎ はるたちて だいちはめむぐ なよびかなりて

白い雪にやわらかな光が差し込み、雪で凍りついていた大地がやわらかくなり草が芽を出す季節になりました。

先週の雪が未だ消えぬままに、
ほんの少しだけ春めいてた昨日。

娘とともに散歩をしていると、
やわらかくなった大地から、
萌黄色の草が顔を出していました。

凍りついた土がやわらかになり、
春の息吹を感じる瞬間。

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今日はまた雪でしたが、
肌で感じる風は冷たくとも、
日差しの暖かさは春にむかっているようで。

少しドタバタと忙しい日々も、
ほっこりとした気持ちになります。

あのやわらかな土に、
やわらかな萌黄の草の芽。

深呼吸をして、
少しだけ肩の力を抜いて、
もうちょっと頑張ろう。


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近づく秋に

秋空を 自由気ままに 飛ぶ鳥の 翼に宿る 新しき風

あきぞらを じゆうきままに とぶとりの つばさにやどる あたらしきかぜ

秋の空を自由気ままに飛んでいる鳥。その翼に受ける風は、きっと新しい秋の風なのだろう。

残暑が厳しい日々ですが。

それでも、朝、見上げる空は秋模様。
秋生まれとしては、四季の中で一番落ち着く季節。

そんな空を、
自由気ままに鳥が飛んでいる。

すいーすいーと飛ぶその翼は、
きっと生まれたての秋の風なのだろう。

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秋はもうすぐそばに。

季節の変わり目は、
時に切なく、
時に待ち遠しく、
時に名残惜しい。

今は去る夏を笑顔で見送り、
来る秋を待ちわびている。

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久しぶりの太陽に

久々に 陽の光浴びて 見上げれば 空はいつしか 秋色模様

ひさびさに ひのひかりあびて みあげれば そらはいつしか あきいろもよう

久しぶりの青空ですが、その空に広がる雲は、もう秋特有の雲に変わっていました。

関東では実に1か月ぶりくらいでしょうか?

早起きした娘がカーテンを開けて
「空、青いね!」というくらい久々の青空の朝。

でも、
その雲の形は、すでに秋の空。

入道雲のようなはっきりとした雲ではなく、
水彩画のようなぼんやりした雲。

日中は確かに暑いものの、
季節はもう秋なのだと実感する空。

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8月もあっという間だった。
きっと気がつけばもう年末なのかもしれない。

そんなことを感じた今日の空。

それにしても、暑い。

空模様が秋なのに暑いという現実に、
北国出身の私は未だ馴染めていないのである。

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梅雨来たる

梅雨きたる 雲はどんより 鉛色 空の青さと しばしお別れ

つゆきたる くもはどんより なまりいろ そらのあおさと しばしおわかれ

梅雨の時期になった。空を見上げれば雨雲ばかり。
しばらくは青空ともお別れだなあ。

じめじめとまとわりつく空気。
どんよりとした鉛色の空。
しとしとと止むことのない雨。

梅雨独特の仄暗さ。

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空の明るさが足りないから、昼間から蛍光灯。
その灯りがどこか寒々しい。

晴れわたる空とは、しばしお別れ。
さわやかな風とも、しばしお別れ。

せっかくの梅雨の時期。
来たるべき夏に向けて、今はそっと息をひそめよう。心静かに毎日を過ごそう。


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風邪と我が子

風邪ひいて 横になるたび 本を持ち 笑顔で「読んで」と 寄り添う我が子

かぜひいて よこになるたび ほんをもち えがおでよんでと よりそうわがこ

子供から風邪をもらってしまい、少し動いては横になっていたのだが、そのたびに本を片手に「読んで」と一緒に横になる我が子。その笑顔に癒される。

母になってからというもの、とにかく自分の体調管理には注意をしていたのだが。
ここにきて、まさかの風邪をひいてしまった。

おそらく、数日前に発熱した我が子の風邪をもらった模様。

悪化しないように早めに風邪薬を飲んだり、色々と手を打ってみたものの。
結局、熱が上がってしまう。

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そして、上がった熱はなかなか下がらず、少し動いては横になる。

横になる度に、嬉しそうに駆け寄る我が子。
手には毎回違う絵本。

寝かしつけのときのように、本をもって横に寄り添う。
笑顔で「読んで」と上機嫌。

治るまではゆっくりしよう。
たまには、のんびりしよう。


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