靴底で砕ける氷

靴底で 砕ける氷 じゃりじゃりと 冷たさ残し 朝に消えゆく

くつぞこで くだけるこおり じゃりじゃりと つめたさのこし あさにきえゆく

昨日の雪の名残が小さな氷の塊となって、靴底でじゃりじゃりと冷たさを残しては朝日に照らされて消えてゆく。

今朝はだいぶ冷え込みましたね。
東京でも―3.8度となるのは4年ぶりなんだとか。

昨日の雪の名残は、
氷の塊となって、
靴底でじゃりじゃりと音を出す。

あれだけ降った雪も、
日差しを浴びてあっという間に融けてしまう。

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靴底にはただ冷たさだけが残って、
その冷たさもまた、歩いていくうちに消えていく。

今年の冬はこの調子で冷え込みそうですね。

盆栽たちもしっかり休眠期にはいったようで、
寒さに耐えながらも春を待っている様子。

春が待ち遠しいと思う今日この頃でした。


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寒の入りに

北風に 衣揺れたる 寒の入り 言葉少なく 行き交う人よ

きたかぜに ころもゆれたる かんのいり ことばすくなく ゆきかうひとよ

小寒になり、北風がさらに冷たさを増してくると、人々も寒さから身を守るように言葉も少なく通り過ぎていく。

1月5日から寒の入り(小寒)になりました。

風は強く、
そして冷たさを増して、
すべてのものを凍えさせるかのよう。

それでも、
冬至を過ぎた太陽は、
少しずつ力強さを増していて。

ここから大寒も含め、
30日ほど寒の内になります。

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一年で一番寒い時期ですが、
寒の内が開ければ立春。

そう、もう春です。

昨年から始めた盆栽にも、
冬芽がついて、
ヒヤシンスの根もだいぶ伸びました。

春先になったら、
楠の種やカエデの種もまいてみようと思います。

体調を崩しやすい時期ですので、
どうか皆様、ご自愛くださいますように。


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冬芽の姿

寒さ耐え 色を変えたる 若枝の 節に冬芽の 愛しき姿

さむさたえ いろをかえたる わかえだの ふしにとうがの いとしきすがた

今年伸びたばかりの若枝も、冬の寒さに耐えて色を変えていく。その節には小さな冬芽の姿がある。

四季を一番視覚で感じられるのは、
やはり植物を見ているときにように思われる。

昨年伸びた若い枝が葉を落とし、
冬の寒さに慣れてきたころ、
枝の色はより濃くなり、
貫録をつけていく。

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その節には、
まだ小さくて愛らしい冬芽の姿。

こうしてまた、
春になって芽吹き、
新しい若枝が生まれていく。

冬の寒さに耐えることで、
強く太くなる枝に、
自然の理を知る冬。


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あけましておめでとうございます

元旦の 清き光が 指し示す 己が誓いを 胸に抱きて

がんたんの きよきひかりが さししめす おのがちかいを むねにいだきて

元旦の清らかな光は、どこまでもまっすぐに心の中を照らしてくれる。
その心の中に芽生えた誓いを忘れぬよう、胸にしっかりと刻み込み過ごしていこう。

新年、あけましておめでとうございます!

こちらは澄み切った青空に、
眩いばかりの太陽が輝いています。

オミクロン株のこともあり、
まだまだ前と同じ日常には程遠いですが、
こんな時だからこそ、
心の光を絶やすことなく過ごしていきたいと思います。

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今年の抱負としては、
新らたな挑戦を考えています。

まだイメージ段階なので、
ここではお話できないのですが、
ある程度形になりましたら、
改めてお話いたしますね。

新しい挑戦を始めるのは、
なんだか不思議な感じでもありますが、
しっかりとあきらめず前を向いて頑張ります!

そんなこんなで、
今年も何卒よろしくお願い申し上げます。


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流星のあと

流星を 見ずに眠りし 吾子は見る 凍てつく朝の 星のかけらを

りゅうせいを みずにねむりし あこはみる いてつくあさの ほしのかけらを

流星群を見ないまま眠ってしまった我が子。凍てつくような朝、まるで流星のかけらのような霜柱を見つけて、本物の流星に思いを馳せる。

昨日は流星群でした。

ピークが午前2時ごろからということと、
ものすごく寒かったこともあり、
今回はあきらめて寝かしつけたのですが。

残念な気持ちが残りつつ、
朝の準備を終え、
お友達と合流した通学路。

畑の土が白く光っている。

「これ、霜柱だよ。土の中のお水が凍って出てきたの。」
「えー!そうなんだ!」

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今季初の霜柱に、
娘もお友達も大興奮。

もしかしたら。

昨日、見ることができなかった子供たちへの、
流星のプレゼントなのかも。

暖かくなれば、
溶けて消えてしまう。

霜柱も、流星も。
儚いからこそ美しい。

姿は消えても、
ずっと心に残り続ける。


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