星をつなぐ人

夜の空 あまたの星を なぞらえて 語りあかすは 古の人

よるのそら あまたのほしを なぞらえて かたりあかすは いにしえのひと

夜空に広がるいくつもの星。
昔の人々は、その星の中に何かを見出して、さまざまなものに見立てては、あれこれ語り明かしていたのだろう。

夜空に広がる満天の星。

地上は随分と変わっただろうが、
夜空だけはきっと、数千年前も、その前もずっと同じ。

我らの知るところの星座も、
思えば昔の人たちが考えたもの。

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星ひとつひとつの輝きに、
何か規則性を持たせたり、つなげたりして、
あれこれ語りあかしたのだろうか。

命は紡がれる。

星をなぞらえた人と会うことはできないが、
こうして、その人の思いに触れることができる。

いつでも、変わらない夜空。
きっと数千年後も、変わらないまま。

古の人々も、
きっとそう思いながら、
星に思いを馳せたのだろう。


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あなたに寄り添う心の短歌は、日常のふとした瞬間を短歌でつづっています。

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