碧の葉の雫

幾つもの 雫で飾る 碧の葉を 照らす光は 優しさ増して

いくつもの しずくでかざる あおのはを てらすひかりは やさしさまして

数えきれないほどの水滴を纏う葉は、そのひとつひとつが水晶玉のように輝いていて、その雫を浮かび上がらせる光は、いつもよりも優しく照らしている。

先週末、初めてミニ盆栽を買いました!

農家育ちとしては、
やはり植物がそばにあると落ち着くとわかっているのですが、
こちらの気候も把握できず、
まして幼子の子育て真っ最中となれば、
なかなか手入れが行き届かないと思いグッと思いとどまっていました。

おかげさまで娘も小学生になり、
最近はやっと学校にも慣れてきたようですし、
こちらに移り住んで早10年。

やっと空模様で天気を予想できるくらいになったので、
そろそろ大丈夫かな…と、ホームセンターに行ってみたところ。

土の苔は乾燥して黄色になりかけ、
姿を整えるための針金が痛々しく食い込んでいる、
カマツカコケモモという名のミニ盆栽に目が留まりました。

とりあえず手に取ってみたところ、
なぜか手離せなくなって…主人も同じ印象だったらしく、
そのまま購入する次第となりました。

家に帰ってからは、まず洗面台に水を張り、たっぷり水分補給。
ゴクゴクといわんばかりに気泡を出して水を飲んでいます。

その後、姿を固定している針金を取り除きました。

幹に食い込んでいた部分は白く、
まるでスティックキャンディーのような色模様。
なんとも痛々しい…。

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あれから一週間。

今はすっかり元気になりました!

店内で伸びていた枝の葉は枯れてしまいましたが、
新しい葉がグングンと育ち、幹からは新たな芽が出てきました。

梅雨時期の肥料は控えるというGoogle先生のご指導の下、
環境にも慣れてきたこともあり、活力剤を今日はあげてみました。

最初につけていた実は次々と枯れたので早々に排除して、
今年はまず元気に枝を伸ばすことから始めようと思います。

やっぱり植物が家にあるといいですね!

これから強い日差しになるまでは、
積極的に日光浴をさせて、のびのびと成長していくといいな。

あまり鉢数を増やすつもりはないですが、
できれば、できれば、あと山モミジのミニ盆栽も欲しいなぁ…なんて。

観葉植物ももちろん大好きなのですが、
木が好きな方はミニ盆栽もおススメですよ。


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梅雨に吹く風

天つ風 雲を掃いて 梅雨空の 大地を照らし 木々を育てよ

あまつかぜ くもをはらいて つゆぞらの だいちをてらし きぎをそだてよ

天に吹く風よ。梅雨の雲を払いのけて、太陽の光で大地を照らし、木々を育てておくれ。

梅雨の空は仄暗い。

冬の空と違って冷たさはないものの、
纏わりつく空気は重く生ぬるい。

その湿度を喜んでいるのは苔ぐらいだろうか。

大空を自由に吹く風よ。

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どうかその風で雲を掃って、
地上に光を届けておくれ。

輝かしい光で、
木々を育てておくれ。

目を閉じて、
鉛色の空の上の天つ風に思いを馳せる。

その風はきっと、心まで届くはず。


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津軽百首(苗を植え終え)

金色の 水面に揺るる 若苗を 御手で守りし 岩木の神よ

こんじきの みなもにゆるる わかなえを みてでまもりし いわきのかみよ

田植えが終わったばかりの夕暮れ時は、まだ若い苗の細い葉が静かに揺れている。
岩木の神様は、津軽平野一面に植えられたこの苗の成長をずっと見守り続けている。

田植えが終わり、
皆が帰途につくころ。

傾いた日の光は、
金色となって水面を映す。

静かに吹き抜ける風は、
まだ弱い苗の葉を優しく揺らしている。

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まるで、
岩木の神がその御手で、
愛でているかのよう。

秋になり、
黄金色の恵みにあふれ、
安堵にも似た感謝の笑顔を見る日まで。

岩木の神はずっと、
見守り続ける。


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学び舎の休息

吾子達の 学び遊びし 学び舎や 静けさの中 しばし眠れよ

あこたちの まなびあそびし まなびやや しずけさのなか しばしねむれよ

日中は子供たちのにぎやかな声を見守る学び舎よ。子供たちが帰って静けさを取り戻した今、少し眠り休まれよ。明日もまた、にぎやかになるのだから。

子供たちの笑い声が響く廊下。

たまに走って注意されたり、
喧嘩して泣いてみたり。

毎日毎日、
いろいろな子供たちを見守る学び舎。

夕暮れになり、
オレンジ色の柔らかな光が差し込むころ、
子供の声はだんだん少なくなり。

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そして、
日中には想像もつかないような、
静けさに包まれる。

このやわらかな光の毛布に包まれ、
どうか少しでも休めますように。

また明日になれば、
にぎやかな一日が始まるのだから。



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