妖しき店(千と千尋の神隠し)

宵闇に 妖しく浮かぶ 赤提灯 おいでやおいで 手まねく方へ

よいやみに あやしくうかぶ あかちょうちん おいでやおいで てまねくほうへ

とっぷりとくれた夜の闇に、妖しい赤提灯が揺れている。
その店の中では、おいでおいでと手招く何かが佇んでいる。

逢魔が時になり、
店の明かりがつき始め、
路地の風貌はガラリと変わる。

軒先の赤提灯に書かれた文字のように、
まさに店内から手招くモノ。

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幽霊か、
妖か、
はたまた八百万の神々なのか。

その答えを確かめる勇気もないまま、
人が訪れてはならない世界に足を踏み込んだ千尋は、
なすすべもなく途方に暮れる。

※スタジオジブリさんより、常識の範囲内で場面写真を使用できるとのことなので、ジブリ作品の短歌をシリーズとして詠み始めてみました(詠みやすい場面からになりますので、順不同となることを予めご了承ください)


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あなたに寄り添う心の短歌は、日常のふとした瞬間を短歌でつづっています。

人の心、季節の移り変わり、花の色、風の音。それは気にしなければ気にならずに済むくらいの小さな出来事。

その小さな出来事を忘れないように、思い出せるように、短歌を作ります。あなたの心の琴線に触れる歌があれば幸いです。

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残桜の恋物語(変わりゆく世に)

移りゆく 世に真実は 影ろひて 我を誘ふ 果てなき夢に

うつりゆく よにしんじつは かげろいて われをいざなう はてなきゆめに

変わっていく世の中で、ただ真実だけがほのかに光っている。その光こそが、果てしない夢へと自分をいざなうのだろう。

激動の時代というのは、
その時代に生きる人の気持ちを待ってはくれない。

刻々といろいろな思惑がうごめき、
心はこれでもかというほど試されていく。

そんな中でも、
唯一、
真実だけは変わらない。

どんな暗闇の中にいても、
どんな嵐の中にいても。

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真実の光だけは、
時に強く、
時に淡く、
輝き続けている。

その光があるからこそ。

その光を感じるからこそ。

自分は自分のなすべき道を迷うことなく、
ただひたすら進み続けられるのだろう。


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