妖しき店(千と千尋の神隠し)

宵闇に 妖しく浮かぶ 赤提灯 おいでやおいで 手まねく方へ

よいやみに あやしくうかぶ あかちょうちん おいでやおいで てまねくほうへ

とっぷりとくれた夜の闇に、妖しい赤提灯が揺れている。
その店の中では、おいでおいでと手招く何かが佇んでいる。

逢魔が時になり、
店の明かりがつき始め、
路地の風貌はガラリと変わる。

軒先の赤提灯に書かれた文字のように、
まさに店内から手招くモノ。

幽霊か、
妖か、
はたまた八百万の神々なのか。

その答えを確かめる勇気もないまま、
人が訪れてはならない世界に足を踏み込んだ千尋は、
なすすべもなく途方に暮れる。

※スタジオジブリさんより、常識の範囲内で場面写真を使用できるとのことなので、ジブリ作品の短歌をシリーズとして詠み始めてみました(詠みやすい場面からになりますので、順不同となることを予めご了承ください)

この短歌を詠んだ人
ふじこ

こんにちは、あなたに寄り添う心の短歌のふじこです。
2017年から短歌を詠み始め、気が付けばもう500首以上になりました。日々の風景、育児、心、そして、生まれ育った津軽を主に詠んでいます。今は遠きふるさと津軽を思い「津軽百首」を制作中。

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