枯れ葉の訪問者

カラカラと 扉たたくは 赤と黄の 色鮮やかな 訪問者たち

からからと とびらたたくは あかときの いろあざやかな ほうもんしゃたち

カラカラとした乾いた音を玄関先に響かせているのは、赤や黄色の色鮮やかな枯れ葉の訪問者たちでした。

9月も下旬に差し掛かると、
残暑は息をひそめて秋の装い。

人も街も、秋色に色付く中、
我が家には少しだけ早い訪問者がきたようです。

それは、
赤や黄色の色鮮やかな枯れ葉たち。

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カラカラと乾いた音を響かせて、
今日も元気に扉をノックしています。

でも、まだ周りの木々は緑のまま。
一体、どこから来たのでしょうか。

少しせっかちな枯れ葉の訪問者。
秋本番は、すぐそこだと教えてくれた気がしました。

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秋到来

うっすらと 色づく木々の 葉をゆらし そっと運ぶは 秋色の風

うっすらと いろづくきぎの はをゆらし そっとはこぶは あきいろのかぜ

色付き始めた木々を、秋らしい涼しくて乾いた風が揺らしています。
その木々の葉を、そっと地面に運ぶのもまた風の役目。

やっと秋らしい天気になりました。

私生活では、
ようやっと断捨離と大掃除が終わり、
ほっと一息ついています。

娘の七五三の前撮りもありますし、
まだしばらくは落ち着かない日々ですが、
大好きな秋なので、気合いを入れて過ごしています。

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衣替えも終わり、
暖房器具もいつでも使えるようにしたし、
あとはいつ寒くなってもオッケー。

季節の変わり目はドタバタしますが、
それでも、大好きな季節は待ち遠しいもの。

大分スローペースでしたが、
また一日一首を目標に頑張ります!

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空を舞う枯れ葉

ひらひらと 軽きその葉は 色変えて 寒空に舞う 新しき命

ひらひらと かるきそのはは いろかえて さむぞらにまう あたらしきいのち

赤や黄色など鮮やかな色へと変化した枯れ葉たちは、新しい命をもらったかのように寒空にひらひらと舞っている。

夏の間は涼しさすら感じさせる緑色の葉が、いつしか赤や黄色などの鮮やかな色に変わってく。
そして軽くなったそれらの葉は、木の枝から離れて空へと舞う。

それはまるで、新しい命をもらったかのように誇らしく力強い。

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いずれ風が止み落ちるとしても、それでも次々と空に舞い続けていくのである。

 

 


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秋の夕暮れ

伸びる影 日が落ちるほど 肌寒く 冬の気配を 感じる夕べ

のびるかげ ひがおちるほど はだざむく ふゆのけはいを かんじるゆうべ

日が落ちて影が伸びるほどに、どんどん肌寒くなってくる。もうすぐ冬になるのだなあ。

秋の夕暮れは早い。
家路につく前に、どんどん日が落ちてきて、どんどん肌寒くなってくる。

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もう冬はすぐそこまで来ているのだろう。
そんなことを考えながら、足を速める。

 


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秋の夕暮れ

里の秋 山と田んぼの 切れ間なく 霞む景色は 煙りか雲か

さとのあき やまとたんぼの きれまなく かすむけしきは けむりかくもか

稲刈りが済んだ後の田んぼで藁焼きが行われている。
山と田んぼの区別がつかないのは雲のせいなのか煙のせいなのかわからない。

秋の実りを収穫し終えた田んぼで、藁焼きが行われている。
ここら辺ではよく見る風景で、この風景を見る度に秋も終わり冬が来るのだと感じる。

どこか懐かしい香りと共に立ち上る煙は、瞬く間に広まってあたり一面をぼんやり包み込んでいる。

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あちこちで藁焼きが行われているため、もう山と田んぼの見分けがつかないほど幻想的な情景。
風にたなびく煙は、まるでなにかの合図のように、同じ方向へたなびいていく。

ぼんやりと見つめていると、カラスや渡り鳥たちが巣に戻るようで賑やかに空に溶け込んでいく。

もう煙なのか雲なのかわからないまま日は落ちていき、やがて宵の闇が訪れる。


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