訪れるモノたち(千と千尋の神隠し)

いづこより 船は来たりて 篝火の 灯り影ろふ 夜の帳に

いづこより ふねはきたりて かがりびの あかりかげろう よるのとばりに

真っ暗な闇のどこからともなく船が来て、篝火の灯りに影が色濃くなる。

夜の帳が下り、
川の水が増えて向こう岸に行けなくなると、
その川に灯りが見え始める。

その灯りは、
船の篝火で誰も乗ってないようにも見えるのだが、
岸についた船からは人ならざる者が下りてくる。

まだ夜は始まったばかり。

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これから起こることについて、
千尋は何も知らない。

なぜなら、
ここは別の世界なのだから。

※スタジオジブリさんより、常識の範囲内で場面写真を使用できるとのことなので、ジブリ作品の短歌をシリーズとして詠み始めてみました(詠みやすい場面からになりますので、順不同となることを予めご了承ください)


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あなたに寄り添う心の短歌は、日常のふとした瞬間を短歌でつづっています。

人の心、季節の移り変わり、花の色、風の音。それは気にしなければ気にならずに済むくらいの小さな出来事。

その小さな出来事を忘れないように、思い出せるように、短歌を作ります。あなたの心の琴線に触れる歌があれば幸いです。

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