三日月の影

煌々と 照らす三日月 影となる その輪郭は 闇にも融けず

こうこうと てらすみかづき かげとなる そのりんかくは やみにもとけず

三日月が煌々と夜空を照らしている。その明るさで、本来は円である輪郭も見えている。

空には三日月が煌々と輝いている。
月の満ち欠けとはとても不思議なものだ。

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本来は円であるはずの月の一部だけが照らされて三日月となる。

しかしながら、その輝きでうっすらと輪郭が浮かび上がっている。
照らされていない部分ですら、闇に融けこむことは決してないのだ。


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空を舞う葉の行方

風立ちぬ 空に舞いし葉 ひらひらと 流れる水に そっと降り立つ

かぜたちぬ そらにまいしは ひらひらと ながれるみずに そっとおりたつ

風が吹き始めて、葉が舞い始める。しばらく空を舞っていたが、やがてひらひらと小川に落ちて流れて行った。

突然、風が吹き始めて、周りの葉を舞い上がらせた。
空を舞う葉は軽やかに向きを変えて、まるで踊っているかのよう。

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あの葉っぱはどこに向かうのかと思い、注意深く見ていたら、ひらひらと小川の上に舞い降りた。

風とはまた違った速さで流れていく葉っぱ。
あっという間に遠くに行ってしまった。

風に立ち向かうわけでもなく、水に抗するわけでもなく、ただその身を流れに任せていた。


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雨の日に

ひさかたの 空より落ちる 雨の粒 跳ねては踊る 蓮の葉の上

ひさかたの そらよりおちる あめのつぶ はねてはおどる はすのはのうえ

空から降る雨の粒が、蓮の葉の上で踊るように跳ねている。

静かな雨の日。
空か落ちてくる雨の粒は、ひとつひとつの形を確かめる術がない。

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ふと蓮池の方に目を向けると、蓮の葉が雨粒で揺れている。
蓮の葉の上で踊るように跳ねる雨は、まるでひとつひとつが玉のように美しい。

この景色を見られるのであれば、雨も悪くない。


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