雨の静けさ

雑踏の ざわめき消すは 差す傘に 落ちる雨音 ぽつぽつひびく

ざっとうの ざわめきけすは さすかさに おちるあまおと ぽつぽつひびく

いつもは騒がしい雑踏も、傘に落ちる雨音で消されていくようだ。

いつもどこか忙し気で騒がしい街並み。

スポンサーリンク

朝から降り続いている雨のおかげで、みなさらに足早に家路を急ぐ。

その雑踏が、いつもよりも気にならないのは、おそらくこの傘に落ちる雨音にかき消されているのだろう。


スポンサーリンク

あなたに寄り添う心の短歌は、日常のふとした瞬間を短歌でつづっています。

人の心、季節の移り変わり、花の色、風の音。それは気にしなければ気にならずに済むくらいの小さな出来事。

その小さな出来事を忘れないように、思い出せるように、短歌を作ります。あなたの心の琴線に触れる歌があれば幸いです。

ブログランキングに参加してます。よろしければクリックお願いいたします。

にほんブログ村 ポエムブログ 短歌へ
スポンサーリンク

春の雨

春の雨 優しく散らす 花びらは 消え方知らず ただ降りつもる

はるのあめ やさしくちらす はなびらは きえかたしらず ただふりつもる

春の雨が散らす桜の花びらは、雪と違って消えることなく積もっていく。

桜が満開になったころに降る雨。
雨の滴に耐えきれず次々と散る花びらは、まるで雪のよう。

スポンサーリンク

しかしながら、雪は消え方を知っているのに、花びらは消え方を知らない。

ただただ、雨と共に降り積もっていく。


スポンサーリンク

あなたに寄り添う心の短歌は、日常のふとした瞬間を短歌でつづっています。

人の心、季節の移り変わり、花の色、風の音。それは気にしなければ気にならずに済むくらいの小さな出来事。

その小さな出来事を忘れないように、思い出せるように、短歌を作ります。あなたの心の琴線に触れる歌があれば幸いです。

ブログランキングに参加してます。よろしければクリックお願いいたします。

にほんブログ村 ポエムブログ 短歌へ
スポンサーリンク

雨の日に

ひさかたの 空より落ちる 雨の粒 跳ねては踊る 蓮の葉の上

ひさかたの そらよりおちる あめのつぶ はねてはおどる はすのはのうえ

空から降る雨の粒が、蓮の葉の上で踊るように跳ねている。

静かな雨の日。
空か落ちてくる雨の粒は、ひとつひとつの形を確かめる術がない。

スポンサーリンク

ふと蓮池の方に目を向けると、蓮の葉が雨粒で揺れている。
蓮の葉の上で踊るように跳ねる雨は、まるでひとつひとつが玉のように美しい。

この景色を見られるのであれば、雨も悪くない。


スポンサーリンク

あなたに寄り添う心の短歌は、日常のふとした瞬間を短歌でつづっています。

人の心、季節の移り変わり、花の色、風の音。それは気にしなければ気にならずに済むくらいの小さな出来事。

その小さな出来事を忘れないように、思い出せるように、短歌を作ります。あなたの心の琴線に触れる歌があれば幸いです。

ブログランキングに参加してます。よろしければクリックお願いいたします。

にほんブログ村 ポエムブログ 短歌へ
スポンサーリンク