もうだめと 歩みを止めて うつむくも そっと背を押す 新緑の風
もうだめと あゆみをとめて うつむくも そっとせをおす しんりょくのかぜ
もうだめだと歩みを止めてしまったときでも、通り過ぎる風は優しく背中を押してくれる。
疲れて動けないとき。
心が痛くてうつむいたとき。
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どんなときでも、風は軽やかに通り過ぎていく。
それはまるで、「大丈夫だよ」と励ましているかのよう。
背中をそっと押してくれる新緑の風。
大丈夫、まだいける。
さあ、一歩を踏み出そう。
もうだめと あゆみをとめて うつむくも そっとせをおす しんりょくのかぜ
もうだめだと歩みを止めてしまったときでも、通り過ぎる風は優しく背中を押してくれる。
疲れて動けないとき。
心が痛くてうつむいたとき。
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どんなときでも、風は軽やかに通り過ぎていく。
それはまるで、「大丈夫だよ」と励ましているかのよう。
背中をそっと押してくれる新緑の風。
大丈夫、まだいける。
さあ、一歩を踏み出そう。
いわはだを ながれるみずの きよらかさ こころもあらう しぜんのめぐみ
岩肌を流れていく水は、とても清らかで美しい。その美しさを見ていると心も洗われるようだ。
自然というものは、時に厳しく時に優しい。
岩肌のゴツゴツとした表面を、清らかな水が勢いよく流れていく。
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その美しさはとても絵や言葉では表現できるものではない。
実際に見るからこそ感じられる特別な空間。
心まで洗われるような気がするのは、決して気のせいではない。
凛とした心で、何事にも立ち向かおう。
ざわざわと むぎのほゆれる ごがつばれ ふきぬけるかぜ こころもかるく
五月晴れの日に、麦の穂がざわざわと揺れている。通り抜ける風は心すら軽くしてくれるようだ。
梅雨に入る前のこの時期。
空は晴れわたり、通り抜ける風が心地よい。
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ざわざわと揺れる麦の穂は、海の波のように揺らめていている。
爽やかなこの季節。
この軽い心で、なにか新しい事を始めてみようか。
さとやまに つらなるたんぼ みずみちて きらきらひかる あおぞらのした
田植えが終わった田んぼは、水が張られて青空を映しきらきらと輝いている。
収穫が終わり休ませていた田んぼが、水を張られ息を吹き返す。
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それは、春が来た知らせでもあり、豊かな実りのための第一歩でもある。
きらきらと光を映す水面にそよぐ植えられたばかりの稲は、風に揺れて少し頼りない。
だが、季節が夏に変わるころには、水面に映る空が見えなくなるほど葉が生い茂る。
そしてやがて、一面が黄金色になっていく。
季節は何度でも途切れることなく変わっていくのだ。
あしばやに ちにかくれるよう しずむひの まんとはよるの とばりにかわる
まるで急ぐかのように沈む夕日のマントは、夜のとばりそのもので、ゆっくりとあたりを夜に変えていく。
夕暮れ時の空。
地に隠れるように沈む夕日は、オレンジ色のマントで空を覆う。
そのマントはゆっくりと青に変わり、夜の帳となっていく。
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毎日の光景なのに、なぜ夕暮れ時は切なくなるのだろう。
昨日も、今日も、明日も、また陽は沈むのに、なぜ胸は痛むのだろう。
それはきっと、あまりにも大きく、そして、あまりにも早く沈みすぎるからだ。
近く感じたと思えば沈んでしまい夜になる。戻ることはできない。
ただ夜がそこにやってくるだけなのだ。