小庭の賑わい

一列に 並ぶ背丈の チューリップ 色とりどりに 賑わう小庭

いちれつに ならぶせたけの ちゅうりっぷ いろとりどりに にぎわうこにわ

一列に植えたチューリップが一斉に咲き始め、小庭を賑わせている。

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春に咲く様子をイメージしながら、規則正しく植えたチューリップ。
春が来て、一斉に咲きほころぶ姿は、とても鮮やかでにぎやかだ。

小さい庭にも春が来たと伝えているよう。
同じくらいの背丈が、また一層かわいらしいものだ。


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落ちた椿に思う

生い茂る 葉に咲き誇る 紅の 気高さ纏い 落ちる椿よ

おいしげる はにさきほこる くれないの けだかさまとい おちるつばきよ

うっそうと生い茂る葉にも負けずに紅の椿は誇り高く咲き誇っている。
その美しさのまま、落ちていくのだ。

肉厚な葉がひしめく中、その葉に負けないくらいの鮮やかさを放つ椿の花。
次々と咲き誇る姿は、気高く美しい。

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その美しさのまま、花の寿命が尽きるとともに落ちていく。
名残惜しそうに花びらを散らすわけでもなく、一気に落ちるのだ。

落ちるその瞬間すら美しいと思わせる椿の花。
覚悟と決意という言葉が思わず浮かんだ。


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春待つ心

春待てば いつしか夏を恋しがり 秋冬過ごし また春を待つ

はるまてば いつしかなつを こいしがり あきふゆすごし またはるをまつ

春が来たと喜んだものの、いつしか夏を待ちわびて、秋冬をやり過ごしまた春を待つ。
今までも、きっとこれからもそうなのだろう。

長い冬が明けて、色とりどりの花が咲き乱れ、春爛漫を満喫すると、そろそろ夏の暑さが恋しくなる。

ギラギラとした太陽に夏バテするころになると、秋の涼しさが恋しくなる。

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どこか物寂しい秋になり寒さに慣れたころ、冬への準備を始める。

冷たく凍てつく冬を何とかやり過ごして、また春を待ちわびる。

季節というものは実に不思議で、今の季節に慣れてしまうと次の季節を望むものなのだろう。

 


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木瓜を見て

枝先に 集まり咲くは 木瓜の花 手毬にも似た 緋色と緑

えださきに あつまりさくは ぼけのはな てまりにもにた ひいろとみどり

枝の先に集まって咲く木瓜の花と葉は、手毬のように鮮やかな緋色と緑色である。

木瓜には沢山種類があるというが、私が見た木瓜は、花と葉が集まっているものだった。
こんもりと丸まったその様は、まるで小さな手毬のように丸くて愛らしい。

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梅や桜ももちろん良いが、木瓜のしっかりとした重厚感のある花姿も素晴らしいものである。

とくに、葉が生き生きと花の赤を際立たせているのが良い。
春の柔らかな日差しの中で、より一層の存在感を際立たせるのである。

 


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春の足元

春が来て 仰ぎ見る空 晴れやかに 足元映える 紫の草

はるがきて あおぎみるそら はれやかに あしもとはえる むらさきのくさ

春が来て空は晴れやかに木々には様々な花がほころんでいる。
どうしても桜や梅に目をとらわれてしまうが、足元のすみれも華やかに咲いている。

待ちわびた春が来て、梅に桜に木蓮と様々な花々が咲き誇る。
晴れ渡る空に色とりどりの花の色が映えて美しい。

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ふと足元を見ると、小さなスミレが咲いている。
大輪の花とは違うが、ひっそりと、それでいて凛として咲いているその姿は華やかな花と比べても見劣りしない。

春はやはり美しいものだ。


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