夜の窓 ひそりと開けて 吾子と見る 月もひそりと 見下ろしている
よるのまど ひそりとあけて あことみる つきもひそりと みおろしている
夜の窓をひっそりと娘と開けて、月を見上げると、その月もまた、自分たちを見下ろしているようだった。
最近の娘とのナイトルーティン。
夜の窓を開けて、
夜空を見る。
昨日は、くっきりとしたお月様。
今日は、雲の流れがわかるお月様。
冷えた空気は、
とても澄んでいて、
ひそひそ声で娘とお話。
少し体が冷えてきたら、
お布団に戻って、
暖かい毛布にくるまって、本を読む。
最近のお気に入りは、
不思議や謎に関する辞典。
今日は、
くらげの話と、
どんぐりの話と、
きれいな石の話。
読んでいるうちに、
すうすうと夢の世界へ。
生まれてからずっと、
毎日見続けている寝顔。
心がほっこり、
温かくなる。
あまりに気持ちよさそうな寝顔に、
思わず微笑んでしまう。
今日も一日、
本当によく頑張ったね。
おつかれさま。
楽しい夢が見れますように。
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あなたに寄り添う心の短歌は、日常のふとした瞬間を短歌でつづっています。
人の心、季節の移り変わり、花の色、風の音。それは気にしなければ気にならずに済むくらいの小さな出来事。
その小さな出来事を忘れないように、思い出せるように、短歌を作ります。あなたの心の琴線に触れる歌があれば幸いです。
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