梅と眠る夜

春の夜に 眠りし花や 梅の花 朝日を待ちて 我も寝るかな

はるのよに ねむりしはなや うめのはな あさひをまちて われもねるかな

春の夜は、ひっそりと眠るように梅の花が朝日を待っている。明日また見事な梅を見るために、私もまた眠ろう。

春の夜。

厳しい冬を終え、
あたたかな日差しに包まれる春。

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それでも夜は、
肌寒い。

咲き始めた梅も、
ひっそりと夜の冷たさに潜み、
朝日を待ちわびているかのよう。

春の陽気は、
人も花も明るくさせる。

明日、また日の光の下に、
見事に咲き誇る梅を見るため、
私も眠ろう。


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物の価値(千と千尋の神隠し)

無為ならば 物も心も 足るを知り 過ぎたるものに 揺らぐことなく

むいならば ものもこころも たるをしり すぎたるものに ゆらぐことなく

自然とあろうとするならば、自分にふさわしいものや必要なものがどれだけかを知り、それ以上のものに心揺さぶられることはないのだろう。

豪華な料理をたくさん食べ、
みるみる大きくなるカオナシ。

皆が望むままに金を出し、
広間は狂気に包まれる。

どこまでも金を求めるモノたちと、
どこまでも称賛を求めるモノ。

ただそれは、
お互いに作用しているようで、
実はお互いが自分のことだけしか見ていない。

そんな中。

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千尋にも認めてほしいカオナシは、
望むものをあげようとあれこれ差し出す。

でも、それは千尋には不必要なもの。

拒否するほどに、
執着してなんとか認めさせようと必死になる。

千尋のためを思っているようで、
それはただの自分のエゴを押し付けているだけ。

それに気づかないカオナシは、
だんだんと苛立ってしまう。

※スタジオジブリさんより、常識の範囲内で場面写真を使用できるとのことなので、ジブリ作品の短歌をシリーズとして詠み始めてみました(詠みやすい場面からになりますので、順不同となることを予めご了承ください)


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立春を前に

来る春に 思いを馳せて 見上げれば 鳥は飛び立ち 雲は流るる

くるはるに おもいをはせて みあげれば とりはとびたち くもはながるる

もう少しで立春だと思い、来る春を思って空を見上げると、鳥は飛び立って雲が流れている。

明日は節分ですね。

まだ豆の用意はしていないのですが、
今年からパックに入った豆でいいかなぁと思ってみたり。

青森にいた頃は、
まだ冬真っただ中ということもあり、
落花生とチョコレートの豆まきでした。

落花生は殻付きですし、
チョコレートも個包装のものなので、
掃除しやすくて大人もうれしい、
甘いものがあって子供もうれしいという感じで。

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東京に引っ越してきて、
ああ、大豆を撒くんだなぁと驚いたことも懐かしい。

コロナ禍でもあるし、
個包装のものがやはり安心かな?

そして、節分が終われば、
いよいよ立春。

まだ寒い日が続きますが、
それでも暦の上だけでも春というのは嬉しいもの。

心地よい春になるように、
あれこれ処分したり片付けたりする日々です。


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