梅と眠る夜

春の夜に 眠りし花や 梅の花 朝日を待ちて 我も寝るかな

はるのよに ねむりしはなや うめのはな あさひをまちて われもねるかな

春の夜は、ひっそりと眠るように梅の花が朝日を待っている。明日また見事な梅を見るために、私もまた眠ろう。

春の夜。

厳しい冬を終え、
あたたかな日差しに包まれる春。

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それでも夜は、
肌寒い。

咲き始めた梅も、
ひっそりと夜の冷たさに潜み、
朝日を待ちわびているかのよう。

春の陽気は、
人も花も明るくさせる。

明日、また日の光の下に、
見事に咲き誇る梅を見るため、
私も眠ろう。


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あなたに寄り添う心の短歌は、日常のふとした瞬間を短歌でつづっています。

人の心、季節の移り変わり、花の色、風の音。それは気にしなければ気にならずに済むくらいの小さな出来事。

その小さな出来事を忘れないように、思い出せるように、短歌を作ります。あなたの心の琴線に触れる歌があれば幸いです。

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