休日の朝の贅沢

朝ごはん 食べて再び お布団へ 休日の朝は 怪獣ごっこ

あさごはん たべてふたたび おふとんへ きゅうじつのあさは かいじゅうごっこ

寒い休日の朝は、朝ごはんを食べて娘と再びお布団へ。
休日の朝だからできる、ちょっぴり贅沢でグウタラな幸せのひととき。

冬の朝は寒い。

朝ごはんを食べても、
まだまだ寒い。

でも、今日は休日。
となれば。

娘と一緒にまたお布団へ。

「おかーさん、怪獣くるよ!
お布団の中にかくれて!!」

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そう言いながら、
先にもぐりこんだ娘が呼び込む、
お布団のトンネル。

お洗濯もあるし、
茶碗も洗わなくちゃなんだけど、
休日の朝くらいはいいよね。

お父さんが起きるまでは、
しばらく娘とお布団の中に避難しよう。

休日の朝だからできる、
ちょっぴり贅沢でグウタラな至福のひととき。

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寝る前の儀式

「おかーさん、今日もいっぱい遊んだね。明日も遊ぼね、おやすみなさい。」

おかーさん きょうもいっぱい あそんだね あしたもあそぼね おやすみなさい

最近、寝る前に必ずこの言葉を言う娘。
とてもとても愛おしい小さな娘の、眠るために行われる大切な儀式。

寝かしつけ。

それは、幼子が安心して眠るための、
大切な儀式のようなもの。

我が子の場合、
乳児の頃は抱っこと子守唄。

その後、
添い寝と子守唄。

その後、
添い寝と絵本の読み聞かせ。

その後、
ひとり寝と寝る前の呪文。

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最近の娘は、
ひとりでお布団に入り、
さっきの呪文を唱えます。

手を握りながら、
にっこり微笑んで頷くと、
そのままスースーと夢の中へ。

胸の中に埋まるように、
ぴったりとくっつかないと眠れなかったのに。

やたら広く感じる自分の布団。
ぴったりくっつけた隣のお布団には、
つい最近まで一緒に眠っていた娘。

ほんと、
いつのまにか大人になっていくんだなぁ。

ちょっとだけさみしい、冬の夜。

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津軽百首(白鳥の飛来)

冬籠り 訪ひ人の 跡も消ゆ 氷居る田に 白鳥来たる

ふゆこもり おとないひとの あともきゆ つららいるたに しらどりきたる

冬になり人の行き来も少なく、その足跡も雪に消えてしまうが、氷の張った田んぼには白鳥が訪れる。

冬になれば、
雪が積もった田畑で行う作業は、
雪解け前の剪定までほとんどありません。

その分、
家の中では出荷作業や、
出稼ぎに出かけたり、雪かきなどをして過ごし、
厳しい冬は過ぎていきます。

冬籠りという名のように、
今ほど便利ではなかった昔であれば、
よほどの用がない限りは、
訪れる人もなく、その足跡もすぐ雪に消えます。

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ひっそりと静けさに包まれますが、
雪が降り積もり凍った田んぼには、
白鳥が何羽も訪れるのです。

そして、春になればまた、
故郷へと旅立っていきます。

寒さの中でも元気な白鳥。
近寄ることはできませんが、
津軽の冬に来る訪問者なのです。

 


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津軽百首(津軽への祈り)

出づる日よ 若芽吹かせよ 木々に花 神の恵みを 我が故郷に

いづるひよ わかめふかせよ きぎにはな かみのめぐみを わがふるさとに

陽の光よ、若芽を育て木々に花を咲かせておくれ。岩木川よ、神の恵みをどうか私の故郷に。
(めでたいと言われる「づ(つ)る」と「かめ」、そして岩木川は折句として詠んでいます。)

津軽の歴史は、
岩木川とやませとの戦いでした。

治水工事が行われるまで、
数え切れないほど氾濫が起き、
数年おきに訪れる冷夏は、
農作物において壊滅的な被害をおこしました。

それは、
けがち(飢饉)として容赦なく村を襲い、
悲しい歴史となりました。

だからこそ、
津軽には神社仏閣が多くあります。

物悲しさがとことなく漂う津軽の地は、
こうした時代背景から来るものも多いのかもしれません。

 

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首としては、
表向きは「陽の光」として冷害が起きないよう、
日の神さまへの祈りとなっています。

「出づる」の「づる」に「鶴」を、
「若芽」の「かめ」に「亀」で縁起がよくなるように。

そして、
頭文字を見ていただくとわかるように、

「い・わ・き・か(が)・わ」と折句にしています。

日の神さまと共に、
岩木川への祈りも込めてみました。

先人たちの厳しい戦いに敬意を表すとともに、
その御霊が安らかであられるよう鎮魂の祈りと、
深い感謝の気持ちで詠んだ首です。

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幼稚園の制服購入

袖合わず 肩も合わない 制服に 大きくなるよう 祈りを込めて

そであわず かたもあわない せいふくに おおきくなるよう いのりをこめて

袖も肩もブカブカの大きめの制服を試着する娘。
大きめの制服を買うのは、君が大きくなるよう祈ってるからなんだよ。

昨日は春からの幼稚園の制服購入日。
寒空の中、講堂は熱気ムンムン。

でも、みんなどこか嬉しそう。

騒いで走り回る子。
お友達と喧嘩してる子。
大人しく試着する子。
試着したまま脱走する子。

いろんな子供達がいっぱい。

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みんな大きめの服を試着して、
ブカブカなのだけど。

その大きめの制服は、
君たちが大きくなるようにという
祈りも込められているんだよ。

4月から始まる幼稚園。
待ち遠しい君の様子に、
嬉しいような、寂しいような、そんな気持ち。

どうかどうか、健やかに。
楽しい幼稚園生活になりますように。

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