梅雨の風

六月の 止まない雨に 濡れそぼつ 紫陽花つつむ 人肌の風

ろくがつの やまないあめに ぬれそぼつ あじさいつつむ ひとはだのかぜ

降り続ける雨に濡れる紫陽花を温めるかのように、人肌のような温度を持つ梅雨の風が包み込んでいく。

梅雨の時期。
雨はただただ降り続け、
通り過ぎる風は生暖かい。

まるで人肌のように湿って暖かい風は、ジメジメ感とあわさると心地よいものではないけれど。

でも、もし。

もしこの人肌の風が、梅雨の雨に濡れ続ける紫陽花をあたためるためだとしたら。

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自分を温めるすべをもたない紫陽花を守るためだとしたら。

この風はきっと、紫陽花にとっての癒しなのだろう。

6月も今日で終わり。
少しずつ色々と落ち着いてきたので、また更新していきます。

それにしても月日が経つのが早いなあ。
下半期はしっかりと自分のペースで進めますように。


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休みの日の雨

休日の 朝に雨音 聞こえたら 余裕の意味を 味わうひと時

きゅうじつの あさにあまおと きこえたら よゆうのいみを あじわうひととき

特に予定のない休日の朝に降る雨は、平日と違って焦ることも残念に思うこともなく、ただ二度寝の誘惑をもたらす癒しの音に聞こえる。

最近、ずっと週末は雨が降っている気がする。

でも、平日と違って、のんびりと過ごせる朝は、その雨音さえも癒されて。

のんびり、のんびり。

二度寝しようかな。
それとも、早起きしてちょっと豪華な朝ごはん作ろうかな。

今日は何をしようかな。
後回しにしてたあれこれを頑張ってみようかな。

落ち着いたら、新しいことにチャレンジしようかな。

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いろんなことを考える。

ふかふかのお布団の中で、雨音を聞きながらいろいろと考えられる時間。

これこそが、休日の朝の雨の醍醐味。

さあ、今日はおうち時間を楽しもう!
お昼はカレー(昨日の夜から娘と約束してた)

のんびり、のんびり。

雨音をBGMに、ゆったりと過ごそう。


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雨の日の朝

静けさが 寒さを呼び込む 雨の朝 休みだからと まどろむ幸せ

しずけさが さむさよびこむ あめのあさ やすみだからと まどろむしあわせ

休みの日の雨の朝。いつもよりひんやりとした静かな朝。時間に追われず、何をしようかと考える幸せな時間。

今日は3月らしく肌寒い日。

連日の雨で、太陽の光が届かないせいか、ひんやりとした朝。

雨の静けさが、より寒さを呼び込んでいるみたい。

でも、今日は日曜日。

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おやすみなので、思う存分、お布団の中にいてもいい。

今日は何をしようかな。

ひんやりとした部屋と対照的なお布団の中。

ついうとうととしてしまう。

また寝ちゃうかも。
でもいいか。

何気ない雨の朝。
今日はゆっくりと過ごそう。


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水たまり

足元に 広がる波紋は ぽつぽつと 生まれて消える 惜しむことなく

あしもとに ひろがるはもんは ぽつぽつと うまれてきえる おしむことなく

足元にある水たまりに広がる波紋は、惜しむことなく広がって消えていく。

雨の日。

水たまりには、空から落ちる雫で波紋が広がり、そして消えていく。

ぽつぽつ。
ぽつぽつ。

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きれいな円を描いて。

誰も見ていなくても。
誰も気づかなくても。

歪んだ円にならず、
同心円に広がって消えていく。

目に見えるところでも、
目に見えないところでも、
ありのまま偽ることなくあり続ける。

だから、自然は美しい。


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熱波の後の雨

傘に葉に つぎつぎ落つる 雨の音 白く乾いた 大地潤す

かさにはに つぎつぎおつる あめのおと しろくかわいた だいちうるおす

今日は久々の雨。次々と落ちていく雨粒は、連日の熱波で乾ききった大地を潤していく。

6月とは思えないほどの熱波が来たと思ったら、
7月に入るなり今度は台風。

ここ数日、街路樹の葉もしおれて枯れて、
我が家の盆栽も葉が枯れ始めているのもあったので、
今の雨はまさに恵みの雨。

とはいえ、
強すぎる雨は田畑を潤すどころか、
洪水などの可能性もあるのもまた事実。

台風の被害が大きくならないことを願うばかり。

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連日のやけつくような日差しで、
熱を持ち続けていたアスファルトも、
今日の雨を受けて落ち着きを取り戻したかのよう。

緩急は大事。

最近、キャパオーバーになりつつあるので、
今日は少し控え目に活動しようと思いました。

みなさまも夏本番に向けて、
体調を崩さないようにご自愛くださいね。


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