変わり変わらぬもの

いつの世も 変わり変わらぬ ものばかり 同じ景色は ひとつもあらず

いつのよも かわりかわらぬ ものばかり おなじけしきは ひとつもあらず

同じように見える景色ですら、毎日少しずつ変わっているもの。まったく同じ景色は、この世にひとつもないのでしょう。

同じような毎日。
同じような生活。
同じような仕事。
同じような景色。

それはあくまでも、
おなじようなものであって、
同じではない。

石は石。
それは変わることはない。

でも、
石のを見る人の心、
石のそばの草木、
石のそばを流れる川の流れ、
石を照らす光の強弱。

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何一つとして、おなじものはない。

同じように見えても、
同じものはひとつとしてない。

ただひとつもないのである。

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あなたに寄り添う心の短歌は、日常のふとした瞬間を短歌でつづっています。

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