旅路の果て

長き旅 終えてほほ笑む その先に 待つは花咲く 永久の国

ながきたび おえてほほえむ そのさきに まつははなさく とこしえのくに

長い闘病生活を終えて、今、永い眠りについたあなたは、きっと花の咲き乱れる国へ旅立つのでしょう。

幼いころからかわいがってもらった叔母が亡くなりました。

故郷から遠く離れている私は、簡単に帰れる距離でもない。
まして、幼子もいて、体調が悪いとなればなおさら。

思い出すのは、優しい叔母の笑顔。

スポンサーリンク

いつでも明るくて、みんなを和ませる天才でした。
病に臥せってからはなかなか会う機会もなかったこともあり、
私の叔母のイメージは元気なあの頃のまま。

遠く離れていて見送れないけれど。
だからこそ、せめて祈らせてください。

あなたがこれから行く場所が、
大好きな花に囲まれている場所でありますように。
そして、みんなが笑顔で暮らせている世界であるように。

本当に、本当にありがとうございました。


スポンサーリンク

あなたに寄り添う心の短歌は、日常のふとした瞬間を短歌でつづっています。

人の心、季節の移り変わり、花の色、風の音。それは気にしなければ気にならずに済むくらいの小さな出来事。

その小さな出来事を忘れないように、思い出せるように、短歌を作ります。あなたの心の琴線に触れる歌があれば幸いです。

ブログランキングに参加してます。よろしければクリックお願いいたします。

にほんブログ村 ポエムブログ 短歌へ
スポンサーリンク