恋の終わりに

春霞 夢かうつつか 幻か 知りつつ惜しむ 終わりゆく恋

はるがすみ ゆめかうつつか まぼろしか しりつつおしむ おわりゆくこい

春霞にぼうっと浮かぶ街並みの中、まだこの恋が続くのではないかと夢を見てしまう。
でも、もうそんなことはないと、本当はわかっている。

春霞の中、あちこち浮かれている様子がどこか遠くの世界のよう。
この手を伸ばせば、まだ触れられる距離にいるのに。

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でも、本当はわかっている。

もう、この恋は終わりに向かっているということを。


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あなたに寄り添う心の短歌は、日常のふとした瞬間を短歌でつづっています。

人の心、季節の移り変わり、花の色、風の音。それは気にしなければ気にならずに済むくらいの小さな出来事。

その小さな出来事を忘れないように、思い出せるように、短歌を作ります。あなたの心の琴線に触れる歌があれば幸いです。

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