幼子の優しさ

幼き手 そっと触れるは たんぽぽの 小さな花弁 その根は深く

おさなきて そっとふれるは たんぽぽの ちいさなかべん そのねはふかく

幼き子が咲いたばかりのたんぽぽを大事そうにさわっている。
小さな花弁はまるで頼りなげではあるが、根はしっかりと深く地中に伸びているのだ。

道端に、たんぽぽが咲いているのを見つけた。

スポンサーリンク

「たんぽぽ」と言いながら、そっとかけより、両手で包み込むように触りはじめる幼子。
幼子が小さな花をめでている姿はとても愛らしく、心がほっこりとしてくる。

しかし、その小さなたんぽぽも、実際は地中深く根を張っている芯の強い植物。
どうかたんぽぽのようにしっかりと芯の強い子に育つようにと、祈りをこめる。


スポンサーリンク

あなたに寄り添う心の短歌は、日常のふとした瞬間を短歌でつづっています。

人の心、季節の移り変わり、花の色、風の音。それは気にしなければ気にならずに済むくらいの小さな出来事。

その小さな出来事を忘れないように、思い出せるように、短歌を作ります。あなたの心の琴線に触れる歌があれば幸いです。

ブログランキングに参加してます。よろしければクリックお願いいたします。

にほんブログ村 ポエムブログ 短歌へ
スポンサーリンク