秋に急く心

はらはらと 落つる紅葉に だんだんと 短くなる陽 心せわしく

はらはらと おつるもみじに だんだんと みじかくなるひ こころせわしく

はらはらと落ち続ける紅葉や、日に日に短くなる陽を目の当たりにすると、どうしようもなく心がざわめいて忙しくなってしまいます。

はらはらと舞い落ちる紅葉が、
遊歩道を色鮮やかに染める。

夏至を境に短くなっているはず陽も、
やたら落ちるのが早くなっていく。

夜が長くなることも、
肌寒くなることも、

当たり前のことなのだけれど。

それでも、
この時期はどうしても
こころがざわめいて、
せわしくなる。

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秋の夜長も、
侘しさがます山々も、
大好きなはずなのに。

それは、

過ぎ行く時の早さが、
目に見えすぎる時期だからなのかもしれない。

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あなたに寄り添う心の短歌は、日常のふとした瞬間を短歌でつづっています。

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